山に行ってきました

2024年

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2024年1月

★山行:だれでも参加OK

[1月6日]今熊山から刈寄山を経て夕焼け小焼けへ(ハセツネコース①) ★

参加者:青野(係)木内、井上、秋山、井之下、森脇  刈寄山 ●コメント ハセツネ(長谷川恒男)カップ24時間耐久コース(71.5km)のスタートから8.5km地点までをたどりました。8時に武蔵五日市駅前をスタート。茅葺き屋根が見事な廣徳寺に立ち寄り、今熊山、舟子尾根の頭、豆佐嵐山(ずさわらしさん)などのピークを踏んで、本日の最高地点の刈寄山(687.1m)でお昼。下山は、ハセツネコース途中(トッキリ場)から少々ワイルドな道を下降し、恩方夕やけ小やけの里バス停に15:10着きました。登山口の今熊神社、下山した宮尾神社でそれぞれ安全登山を祈願(?)。晴天無風の天候にも恵まれた、新年らしい穏やかな山行でした。   井之下 記

[1月7~8日]八ヶ岳,赤岳

参加者:西中(係)鷲林、大釜、高橋、星佑一 文三郎分岐で撤退                ●コメント 朝6時半に八王子駅へ集合しレンタカーで行く。心なしか車が多い様子だった。8時半過ぎに八ヶ岳山荘駐車場に到着。身支度を整えて9時半に出発。亀足の私に合わせて頂きゆっくり歩き14時に行者小屋に到着した。小屋泊の大釜さん高橋さんと別れてテント設営をして、次の日に備えて食事をとり早々に就寝した。  2日目。小屋の外にある寒暖計はマイナス13度。朝からどんよりとした天気の中、山頂を目指して進む。予定よりスタートが遅れた事もあり、10時に引き返す事を決めて歩く。昨夜から朝にかけて降った雪がモフモフで気持ちがいい。文三郎尾根は急登だったけれど鎖があるので登り易くて良かった。登って行くと朝一でスタートしたチームが下山してきた。どのチームも強風で撤退したとの事。少し気持ちが下がり始めながらもゆっくりと進んだ。樹林帯の中は良かったのだが、中岳分岐に来ると急に風が強まった。時間は9:30。山頂まで30分だから、行けそうな気もするが強風の中行ったとしても曇りで展望は望めない。ここからの道は岩と雪のミックスで難易度が上がる。時間も余裕がない。という事で撤退を決めた。今来た道をゆっくりと下山して行く。眼鏡が凍って私一人だけホワイトアウト状態になったのが面白かった。登山あるあるで下山し始めると天気が回復したのも笑えた。またリベンジしたい。    西中 記

[1月13日]三ノ塔バリエーションルート

参加者:菱山(係)鷲林、高橋、NN、森脇  三ノ塔への北東尾根            ●コメント 今回は、三ノ塔から北東方向に延びている尾根を登るバリエーションルートで行きました。冬で寒く閑散としたオートキャンプ場から尾根に取付き、林業ブルドーザ道をしばらく辿り、ブナなどの葉の落ち切った明るい急斜面をあえぎ登るとヨモギ平に出ました。この小広く枯れ切った草原で一休み。先行のお1人や三ノ塔から下山の単独の方とすれ違った以外は、誰とも会わないルートでした。やがて山頂の休憩小屋などの資材を運んだと思われるモノレール索道に出くわし、割とすぐに登山者の行き交う表尾根にとび出しました。冷たい風が吹いている山頂では、富士山も雲の中で残念です。そんな風の中でもパラグライダーが大倉の水無川上空を優雅に飛んでいました。もとのヤビツ峠には思いのほか早く13時40分に下山できました。ネットにある記録は様々ですが、道案内の記述に全面的に頼らず、どうぶつ的勘?いいえ!合理的判断で進むことを改めて考えさせられた山行でした。  菱山 記

[1月19日]下伊那郡阿智村 南沢山

参加者:和唐(係)三島、他1 阿智村横川山                ●コメント 双葉SAに4時20分に集合して車一台で登り口のふるさと自然園駐車場に向かい7時ごろ現地に着いた。駐車場は凍っていて滑ってひっくり返りそうだった。登り口から雪が着いていた。急坂を登っていくと1414mのピークに着いた。そこからは巻き気味に緩やかに登って南沢山の山頂に着いた。お目当ての樹氷やスノーモンスターは全く無かった。このところ暖かい日が続いたことや雨が降ったりしたので、とけてしまったのだろう。残念だ。展望もガスがかかって得られなかった。南沢山から横川山まで行った。そこからは富士見台高原に気持ちの良い笹原が続いていた。いつか行ってみたいものだ。今度はヘブンスそのはらのスキー場から富士見台高原〜横川山に行ってみようと思った。帰途は前回も寄った牧場直営のレストランでとろけるような牛肉を食べて、長い道のりを帰っていった。 自然園駐車場7:30→南沢山11:30〜12:30→横川山13:10〜13:20→南沢山14:00〜14:15→駐車場17:30    和唐 記

[1月23日]恩方アルプス

参加者:青野(係)木内、井上、秋山、井之下、森脇  森の中ランペット小津町 ●コメント 大久保からランペット経由で夕焼け小焼けへ抜けるルートで恩方アルプスを歩きました。奇しくも今月初めの刈寄山山行のメンバーと全く同じ。そして下山口まで同じ、下山時間もほぼ同じで高尾へも同じバス便?!それはさておき大久保バス停を8時半過ぎにスタートし、まずは浄福寺城があった千手山から天神山、興慶寺山と経由して力石峠へ。途中の伐採地からは良い天気のなか北高尾の山々と恩方の家々という展望が開け気分の良い山歩き。そして苔むした力石峠から小津に下ってランペットへ。そこで岩野さんのシモバシラ写真を鑑賞したあとオニギリタイム。ランペットのご主人としゃべったり写真を撮ってもらったりとゆったり時間。ゆったりしてしまいそのまま町へのバス停方向に導かれそうなところを勇を鼓して後半戦へ。そこは知ってなきゃ絶対分からんという登山口から。と、そこで何とこれからランペットへという岩野さんに遭遇。上がってきた車の運転席見りゃ岩野さん。こちらが1分早けりゃすれ違いというタイミング。そして畑の横から急登の次はぁ急登という道を進んで盆前山へ。そこからは尾根を辿って恩方山、高留沢ノ頭。ここで刈寄山山行のルートに合流、そして夕焼け小焼けへ。今回は恩方「アルプス」と言うだけあって登り下りの繰り返しが多いコースで標高の割には厳しくタフな山行。でもその厳しさも込みで楽しめるコースでした。   森脇 記

[1月28日]四阿山

参加者:NN(係)和唐、鷲林  菅平牧場からの北ア ●コメント 4時半過ぎに高尾山ICから中央道に入り、双葉SAで和唐さんと落ち合い、車1台で四阿山登山口へ向かう。小海線沿いに佐久を通り四阿山登山口には8時到着。登山口にはホテルがあるが閉館していて、来る途中でトイレを済ませればよかったと思いながら身支度をした。週半ばに今季最大の寒波が来たということもあり、入山している人が多かった。先発隊のグループに登山道を踏み固まれ9時に出発した私たちは、難なく登ることが出来た。天気は晴れ。樹林帯を抜けると遠くに槍穂まで見え素晴らしい景色だった。私の膝の調子も悪いので、のんびりと登る。8合目付近からモンスターになりかけの木々が出てきた。モンスターと言えば、福島の西吾妻山や蔵王が有名だが、ここでも見られることに感激した。山頂では雲に覆われて展望がなかったが楽しい山行になった。四阿山!また行きたい。   NN 記

[1月27~28日]雲取山

参加者:菱山(係)高橋、森脇、井口、他1 雲取山                ●コメント 三条の湯での新年会付きの雲取山へ。初日はまずお祭からの10km林道歩きから。長い… 下の沢では水しぶきが氷になってて寒さを感じさせたが長い林道を歩く身は汗を感じるくらい。2時間40分位歩いて林道終点、そして山道30分で三条の湯に到着。時間はまだ1時半前。小屋の夕食準備が始まるまで食堂を使ってよいとのことで、早くも2時過ぎからコンロ取り出してから揚げ、天ぷら、豚汁を作りながらビールや持ち込んだお酒で4時頃まで一次会。そして風呂に浸かってそれからはワイン買ってきて部屋飲み。行動時間より宴会時間の方が長い心豊かな1日で7時頃にはおネンネ。 2日目は朝5時起き。テン泊若者グループがへッ電点けて出発したが、彼らより目も耳も膝も悪い平均年齢が高い我々は安全安心のため足元が明るくなった6時半頃に出発。でも登り始めたら西側尾根がモルゲンロートに輝き、遅出でよかったかも。三条ダルミへの道は尾根の腹を通る片斜面道でこれが延々と。長い… 所々小さな土砂崩れがあったり落ち葉で埋もれて滑ったりとちょっと荒れ気味の道。2時間近く歩くと雪道になりチェーンスパイク装着。そして小屋から3時間20分近くで三条ダルミへ、そこから急登をこなして10時40分頃に雲取山に到着。避難小屋で食事をとった後は鴨沢目指して石尾根を。飛竜山が大きい。空も曇って風も冷たいので七ツ石は巻道を進み、マムシ岩でチェーン外してあとはひたすら下へ。長い… 3時過ぎに鴨沢そしてバス都合で留浦まで歩き今回の山行終了。「長い… 」はあったけど楽しい山行でした。    森脇 記



2024年2月

★山行:だれでも参加OK

[2月3日]笹平から市道山、上川乗へ(ハセツネコース2)★

参加者:青野(係)木内、井上、井之下、佐藤  市道山 ●コメント ハセツネ(長谷川恒男)カップ24時間耐久コース(71.5km)を辿る2回目。市道山から浅間峠の約9kmが今回のコース。武蔵五日市駅7:10発のバスに乗り笹平から入山。歩き始めて直ぐ、一度直ったはずの仮橋が損壊通行止め。しかしそこは、水量の減った川を石づたいに渡り、難なく突破。ヨメトリ坂という昔、檜原と八王子恩方を往来したであろう尾根道を登り市道山へ。そこから醍醐丸、生藤山、数々の小ピークを経て浅間峠から上川乗バス停へ16:00下山。多くの峠道が出会い複数のエスケープルートも設定してありましたが、計画通りに完歩。古からの人の暮らしが感じられる気持ちのよい冬の尾根歩きを楽しみました。   井之下 記

[2月4日]黒斑山

参加者:三村(係)和唐 黒斑山から見た浅間山                ●コメント まだ暗い朝の5時に雪の降るなか出発し、車坂峠駐車場へ。8:30前に着き、私達が最後で満車でした。9時前の登り始めは上部全体にガスがかかり展望イマイチ。しかしトーミの頭に着くと目前でガスが晴れガトーショコラの浅間山がくっきりと立ちはだかっています。少し向こうに四阿山、遠くに北アルプス等々広い展望が! 日曜日、多数の登山者がその雪化粧の美しさに声を上げ、私達も心躍りながら山頂を目指しました。その勢いで黒斑山の山頂を見落とし歩き続け、10分超過の外輪山ハイク…「あら!?ここだったね」と戻って山頂を踏みました。全体に雪質が良くてアイゼンが効き、膝に優しい雪の道。お話も弾む楽しい雪山登山でした。和唐さん、ありがとうございました。    三村 記

[2月11~12日]奥秩父 釜ノ沢

参加者:鷲林(係)浅岡 釜の沢魚留滝                ●コメント 東沢の乙女ノ滝までは足跡があったが、以降は踏み跡すらないために川に落ちないようストックで突きながら慎重に進む。やっと釜ノ沢出合いに入り16時頃に魚留ノ滝のそばの平地にテントを設営。残念ながら滝は凍っていなかった。設営する頃には雪が徐々にちらつき始め、翌朝には10センチ近く積もっていた。更に上まで詰めるともう1泊要してしまうことから、相談してここで引き返す判断をした。

冬の沢登りはもうこりごりと思ってしまった山行であった。     浅岡 記

[2月12~13日]西穂、丸山まで(個人山行)

参加者:占部(係)星英一 西穂手前の丸山                   ●コメント  12日(祝) 西八王子を昼の12時過ぎに出発する。新穂高温泉の道の駅に着くと駐車場はバンバンに凍っていた。今夜はここで車中泊とする。  13日(火) 朝9時始発のロープウエーに乗り西穂高口で降りる。ビックリ!!ここ何年も来ているが、雪が少ない。無風快晴の樹林帯の中を歩く。西穂山荘前から登って行くと、笠が岳、穂高の山が見える。ところが、ジェット気流なのか強風で歩けない。今回は丸山までとしました。再度アタックしたい。  占部 記

[2月17日]鷹取山クライミング(個人山行)

参加者:占部(係)星英一 鷹取山MGマッシュルーム                   ●コメント  今朝は横横道路が混んでいて、10時頃に岩場に着きました。南壁にはすでに、5本のロープが張ってありました。この岩場はどこのルートもトップロープで支点を取ります。鷹取公園はお天気が良いので、クライミングの講習、家族連れ、団体さんの散策、トライアスロン等たくさんの人でした。午前は竹本フェイス、ダイレクトに取り付く。午後はマジック.マッシュルームに取り付く。残念ながら私は半分までしか登れなかった。次回は頑張ろう!  占部 記



2024年3月

★山行:だれでも参加OK

[3月2日]上川乗から土俵岳経て仲の平へ(ハセツネコース3)★

参加者:青野(係)木内、井上、井之下、小倉、佐藤  浅間峠 ●コメント  ハセツネ(長谷川恒男)カップ24時間耐久コース(71.5km)を辿る3回目。上川乗から槙寄山14.5㎞が今回のコース。武蔵五日市駅7:10発のバスに乗り、上川乗から入山。浅間峠から笹尾根を歩いた。雲の晴れ間から見えた富士山が綺麗。日陰は雪が10㎝以上積もっており、道が見えない所があった。丸山で道を間違えて引き返し、計画よりも時間がかかってしまった。コース途中の数馬峠で下山。15:30バス停着。槙寄山はまた次回チャレンジする。   小倉 記

[3月2~3日]八ヶ岳,赤岳

参加者:菱山(係)高橋、他1 文三郎尾根から赤岳へ                ●コメント 天気は最高だったけど、風が強くて稜線に上がったところで撤退しました。行者小屋の温度計がマイナス18度!! 寒い。2日前に雪が降ったので、文三郎尾根の階段は埋まっていました。アイゼンが良く効いた。カリカリだったら、あの斜度は怖かったことでしょう。ザイル必携です。雪山は何度行っても、ガス、風、雪の状態が違うので新鮮です。 菱山 記

[3月15~17日]西穂高岳独標(個人山行)

参加者:占部(係)星英一 西穂独標                   ●コメント  3/15 夜8時に西八王子を出る。12時過ぎに新穂高ロープウェイ駐車場に着き、車中泊。 3/16 朝6時に起き、始発のロープウェイに乗り、西穂口に降りる。2月に来た時よりも雪がずっと多い。西穂山荘前にテント、他をデポして登り始める。丸山から独標に向かう稜線では、暖かな春の訪れを感じながら登る。雪の斜度を登ると岩稜帯に入る。今回、岩は凍結してない。一歩、一歩確実に足を運び、最後はピッケルを支えに12本爪アイゼンの前爪をけり込み登り独標にたどり着いた。快晴の中、槍ヶ岳、前穂高岳、笠ヶ岳のロケーションを堪能する事が出来た。今回は寝不足で身体がきつかったが独標に登れて嬉しかった。 3/17 朝、起きたら雪で、雪の中を下山した。     占部 記

[3月31日]蛾ガ岳と大法師公園の花見★

参加者:鷲林(係)木内、井上、高橋、NN、森脇、佐藤、桐山(お試し)  蛾ガ岳 ●コメント  当初5人予定が総勢8人とパワーアップし6時半頃にレンタカーで八王子を出発。日曜の今日は好天+桜開花+春休み中!とくりゃぁ高速渋滞?かと思ったらすぅいスイ。2時間かからずに四尾連湖へ。そして最初と最後だけが急坂気味という登山道を木々越しに南アの白い山並みを見ながら蛾ヶ岳へ。山梨百名山の山頂は展望抜群。すぐそばに雪でテカってる富士山、西には雪の付いた赤石から白根三山、北には金峰山からの奥秩父。これだけ見えたら来た”甲斐”がある。そして集合写真をと思ったら、たまたま山頂に居た市川三郷町役所の人が広報誌に使いたいので写真を撮らせてくれとの事。山の会の皆さん、後日、市川三郷町の出版物で掘り出し物が見られるかもネ。下山の分岐から大畠山にちょっと足を延ばして甲府盆地の絶景を眺め往復3時間弱で蛾ヶ岳山行は終了。【番外編】帰り道、桜祭りをやっているさくら名所百選の大法師公園でお花見。高台の公園では、よさこいイベントや屋台等で大賑わい。ビール片手に昼ご飯。1人ノンアルの鷲林さんが帰りも運転手に決定した瞬間。申し訳なくもあり、ありがたくもあり。久々の大所帯で山の話を中心に仕事や他愛もないことなど途切れることなく話題が続き賑やかな山行でした。   森脇 記



2024年4月

★山行:だれでも参加OK

[ 4月6日 ]2024年度 総会

参加者:山の会会員 総会2024.04.06●コメント 4月6日に開催されました八王子山の会年次総会にて、事業報告・決算報告などが承認され新年度の役員選出が行われました。審議を経て会長(鷲林)、副会長(高橋)、他5名の役員が決定されました。後日、副会長1名、追加役員若干と監査2名も選出されます。 役員一同心機一転、会活動の運営に尽力して参ります所存ですので、会員の皆様のご協力を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

[4月13~14日]五竜岳遠見尾根(個人山行)

参加者:占部(係)星英一 五竜遠見尾根                   ●コメント  4/13 朝、5時に西八王子を出る。五竜とおみ駐車場に着き、テレキャビンに乗り展望リフトを降りて歩き始める。暑い為に、雪がぐちゃぐちゃになってて歩き難い。4月の雪山なので冬服を着てきたから暑くて暑くて、バテバテになってしまう。チョット早いけど小遠見山にテントを張る。このコースの圧巻は何といっても左前方のカクネ里の上に立ちはだかる、鹿島槍ヶ岳北壁の姿であろう!ずっとずっと見とれてしまう。前方には五竜岳、鹿島槍ヶ岳、唐松岳、爺が岳の絶景ポイントだ。 4/14 朝4時に星さんに起こされる。私は家の諸事情があったので、眠くて起きられない。とうとう、6時過ぎに出発する事になってしまった。朝から山は気温が高い為に新雪がズボズボなので、登頂は諦めて帰る事にした。 今回はスポルティバの冬靴を購入したので、足慣らしの山行であった。冬靴はバッチリと合った。     占部 記

[4月17日]幡野に立寄り菊花山へ★

参加者:青野(係)鷲林、裵、木内、井上、岡野、小倉  菊花山バックは岩殿山 ●コメント  コース:富士急行田野倉駅~馬立山~菊花山分岐~御前山~菊花山分岐~菊花山~大月駅

7:00 八王子南口からレンタカーで出発。亡くなられた会員の知見さんのお墓参りをした後、大月駅に向かう。

10:00 富士急行大月駅発 10:05 田野倉駅着

10:26 登山口から登り始める。山道の真ん中や脇にスミレの花を見かける。少し傾斜のある登り。雨は降らなくて良かったが4月にしては暑かった。

11:50 馬立山山頂着。ヤマザクラが咲いていた。新緑も美しい。男性の登山者の方が一人居て、集合写真を撮ってもらう。ここで昼食にする。

12:30 御前山に向けて出発。

13:08 御前山山頂着。晴れて見晴らしが良い。山頂から谷間に点在する集落が見えるが、平家が落ち延びた場所だという。10分ほど休憩して菊花山に向かう。

14:27 菊花山山頂着。山頂から大月の市街地が見える。644mの低山だが今日のコースは距離の割にはアップダウンが多かった。10分ほど休憩して下り始める。

15:30 大月駅着 休憩時間は合わせて約1時間なので、歩行時間は約4時間だった。

感想: 新緑が美しく清々しかった。花は、スミレ、ヤマザクラ、ヤマブキ、ツツジ等が咲いていて春らしかった。平日だったせいか他の登山者と会う事が殆ど無くて良かった。私個人的には、膝の調子が良くなくて、特に傾斜が急な下りは時間が掛かって参加者の皆さんに迷惑をかけた。次回からストックを使おうと思っている。鷲林会長にはレンタカーの手配から運転までお願いして、申し訳ないがありがたかった。   岡野 記

[4月20日]西原峠から三頭山(ハセツネコース4)★

参加者:青野(係)井上、井之下、佐藤、桐山  遠くの笹尾根バックに ●コメント  ハセツネ(長谷川恒男)カップ24時間耐久コース(71.5km)を辿る4回目。西原峠からムシカリ峠までの約3kmが今回のコース。 上野原駅8:15発のバスに乗り郷原で下車。新緑と枝垂れ桜が咲き競う中、西原峠を目指して登る。その前に寄り道。郷原バス停から見るからに気持ちの良さそな小山が見えた。草が刈られた頂上には祠と一本杉。少し探すと『丸山登山口』の看板。丸山に向かう。山頂では地元の方々が鯉のぼりを上げる準備中。足元にはワラビ、ツクシ、フデリンドウ、イカリソウ。里山の春を満喫。そこで体力を使い果たしたわけではないが、久しぶりの暑さがこたえる。稜線の風が心地よい。予定を縮小して、三頭山手前のムシカリ峠から都民の森バス停へ下山(乾杯)。 麓は春真っ盛りなのに稜線ではブナが芽吹き前だったり、美しい春の低山歩きを楽しみました。   井之下 記

[4月29~5月5日]新穂高温泉~双六~黒部五郎~薬師 往復

参加者:鷲林(係)浅岡 小池新道                   ●コメント 山スキー一式は荷が重く、腰痛の出る中高年にはもうダメだと実感しました。徒歩の浅岡さんの2倍以上掛かってしまい、浅岡さんの足を引っ張ってしまいました。初日は鏡平にテント、翌日雨で停滞。3日め、やっと双六の冬季小屋に浅岡さんより2時間程遅れて山スキーの鷲林がたどり着く体たらくでした。その夜は計3名。寝てると鷲林はどんなに寝返りを打っても腰が痛いあり様。4日めは快晴なのに下山となりました。残雪期の黒部五郎岳や薬師岳へ行けずに申し訳なく、普段何も運動してない鷲林は反省しました。残念な連休の山行となりました。     鷲林 記



2024年5月

★山行:だれでも参加OK

[5月10~11日]丹沢縦走:東野~蛭ケ岳~丹沢山(みやま山荘泊)~塔ノ岳~鍋割山~寄

参加者:佐藤(係)木内、井上、秋山 丹沢'24.5.10                   ●コメント [5/10] マメザクラは蛭ケ岳頂上付近で僅かに残り、芽吹きと新緑のブナ林はずっと美しかった。GW一週間後の「みやま山荘」はガラ空きのはずだったが、定員に近い混雑に一変した。不衛生なトイレに往生したし、起床5時を出発5時に変更したこともきつかった。 [5/11] 朝方3時過ぎから皆が騒ぎ出し、朝日を見ては総立ちで歓喜するのでイヤになっちゃう。蛭~丹沢尾根で蛇(青大将)を1回見ただけで、心配した山ヒルとの遭遇もなく、ほかの虫の害を受けないのは幸いである。それに鍋割山~寄BSの南下縦走は楽しいものだった。前回はブナの芽吹きを間違えていた。それはオオモミジ(樹皮の地衣類に騙された)の冬芽であり、ブナの芽吹きはずっと遅れるのだ。しかし今回の金冷シ・大丸・小丸・鍋割山のブナ銀座散策は五月晴れに恵まれて最高だった。それぞれが秘密の偵察地の何か所を決めたふうだった。     佐藤 記

[5月11~12日]白馬大雪渓(個人山行)

参加者:占部(係)星英一 白馬大雪渓'24.5.10                   ●コメント [5/10] 八王子を夕方に出て、猿倉山荘の駐車場に着きテント泊する。 [5/11] 朝4時に起き、5時に出発する。木の芽のいぶきを観ながら、小鳥のさえずり声を聞きながら、登山道を歩き始める。白馬尻は雪に覆われて今は何も無い。白馬岳大雪渓は涼しい登りだった。尾根の雪は溶けていて少ないが、沢筋や大雪渓は雪が多い。前回の五竜岳はテレキャビンに乗り、1530mまで高度を上げてから、歩き始めたが、今回の白馬はゼロからなので、きつい登りだった。今回はスキーとスノボーの人が多かった。尾根の見える所まで登り、途中下山した。雪渓歩きをしたかったので私には充分楽しめました。下山では気温が上がり5月なのに、夏のように暑い中でした。     占部 記

[5月12日]景信山(お茶会山行1)★

参加者:NN(係)鷲林、広橋、山崎、高橋、井之下、森脇、井口、吉田 お茶会'24.5.12景信山 ●コメント  初めてのお茶会山行。バスに乗って参加したのは、吉田さん、高橋さんと私。残りの方々は各自それぞれ好きなコースで登り、景信山で合流した。11:00過ぎには続々と山頂に集合してきた。食事をしたり、持ち寄ったお菓子や飲み物を分け合いながら、山の話で盛り上がった。なんだかんだで、2,3時間は山頂にいたと思う。帰りも各自自由なコースで下山した。キンランやエビネを見つけたチームも。山話会ではなかなかゆっくり話せない仲間とも交流が出来て本当に良かった。次回は、山行計画書も参加者に送り、スタートから全員で登るけど、お茶会山行の「ノンビリ」というテーマは外さず仲間との交流を図りたい。   NN 記

[5月18日]大菩薩嶺(柳沢峠~六本木峠~丸川峠~大菩薩嶺~福ちゃん荘~上日川峠)★

参加者:佐藤(係)桐山 大菩薩嶺 ●コメント  柳沢峠の自然公園にブナ・ミズナラの森林が広がり、それが期待以上に美しい。丸川峠まで南下できたこともうれしく、20年ぶりの大菩薩嶺の西尾根(裏側)ハイキングだった。

・ハイキングに適した快晴で、新緑気分に浸ることができた。文蔵は新会員のKIさんと一緒に塩山から山梨交通バスに乗車し、柳沢峠をめざした。大菩薩嶺は20回くらい種々のルートで登っているが、柳沢峠から丸川峠間は初めてだ。結論として、美しいブナの芽吹きに遭遇して大変良かった。そのうえダケカンバの巨樹も多く十分な満足感が得られた。一生に一度はこのコースを歩くことを勧めたい。長い縦走でなく、柳沢峠=寺尾峠の往復でもいいと思う。・残念だが、栄和交通のトピックス:webを差し上げたい。 https://eiwa-kotsu.jp/topics/44.html <情報>甲斐大和駅近くの「セブンイレブン 甲斐大和店」は、2024年1月15日(月)をもちまして閉店しております。甲斐大和駅周辺には店舗がありませんので、事前購入(準備)されることをお勧めいたします。   佐藤 記

[5月19日]三界山(みつがいさん)★

参加者:和唐(係)吉田、他1 三界山 ●コメント  登山口近くの伊那エースカントリーゴルフ場から上の道は「これ入って行くの?」位な細い道だった。しかし登山口には立派な看板があった。細い道だったが続いていた。途中で中央アルプスがうっすらと見えていた。山が見えるところには山のシルエットと山名が書いてある看板があった。地元の人が大切に守っている山だと思った。山道にはレンゲツツジがつぼみで今にも咲きそうである。山頂は広く切り開かれており、日当たりの良い所は花が咲いていた。山頂でもアルプスが見えた。ゆっくりと休んで周回コースで登山口に戻った。   和唐 記



2024年6月

★山行:だれでも参加OK

[6月5日]御岳山から馬頭刈尾根(ハセツネコース6)★

参加者:青野(係)木内、秋山、井之下、小倉、岩本 馬頭刈山 ●コメント  ハセツネ(長谷川恒男)カップ24時間耐久コース(71.5km)を辿る5回目。今回は御岳山から馬頭刈尾根の約13km。ケーブルカーの御岳山駅から急坂の舗装道路を8:30スタートです。宿坊やお店のある通りや大木の天狗の腰掛け杉を観ながら天気も良く、昨夜の雨の影響もなく快適な歩き出し。大岳山荘(閉鎖)近くにある大岳神社にお参りした。両側に鎮座する狛犬(狼)のお姿が可愛い。大岳山には登らず白倉方面に歩いた。大怒田山、鶴脚山、馬頭刈山となかなかの距離があったが岩やアップダウンのある変化に富んだコースだ。軍道バス停では待ち時間が長いので檜原街道を15分程歩き十里木からバスに乗って武蔵五日市駅に17:15分位に着いた。朽ちた落ち葉の道が脚に優しく木々の緑の森林浴を楽しんだ1日でした。   秋山 記

[6月9日]佐久の五郎山

参加者:和唐(係)高橋、NN 佐久の五郎山 ●コメント  朝5時15分に高尾駅から山梨市駅へ出発し、そこで和唐さんと合流しました。車で3時間。長野佐久市の町田市自然休暇村バンガロー駐車場に到着。林道歩き1時間かかり登山口に着く。唐松の林で若い松の葉が綺麗な新緑です。光があり空が見え解放的な樹林帯、白樺と続きます。ここから急登、2000メートル付近の岩登り箇所のところまでへも時間切れで手前のマキヨセの頭で断念する。核心部が行けず2131mの標高は遠かった。他に6人グループしか会わず静かな山でした。また、チャレンジしたいです。  高橋 記

[6月22日]ヌク沢下流(初歩の沢登り)

参加者:鷲林(係)高橋 ヌク沢下流域 ●コメント  高尾発7時6分発で塩山6時14分着の電車に乗る。塩山駅から臨時バスも出て西沢渓谷に向かう。初めてのヌク沢で2名だけの沢登りになる。バス停より西沢渓谷への車道を歩くとヌク沢の標識があり堰堤ひとつ越えてから河原で沢履に履き替え10時入渓。前日の雨での増水や冷水が心配だったが、気持ち良いコースが続きました。暑い時期は沢登りが良いですがルート選びが全く出来ず、右岸かなぁと思うが左岸だったり、ここから高まきかぁとか。もしまた来ても、ルート選択はまだ出来ないだろうと思いました。時には岩の隙間に逆手で手を入れ身体を倒しひねりながら登ります。そこではロープで補助してもらいました。研修の名目の2時間でしたが、膝まで濡れただけでハーネス装着も省略可能な易しい沢で楽しかったです。沢はハーネスに登攀具をジャラジャラ着けて登るものと思っていたのでコース次第でこんなに良いものだと思いました。  高橋 記

[6月30日]ナメラ沢(初歩の沢登り)

参加者:鷲林(係)高橋、井之下、井口 ナメラ沢 ●コメント  八王子駅南口から6:20車で出発、雁坂トンネル入口駐車場に8:00前に到着。天気は雨模様の曇りで、午前中は大丈夫?!と出発し、ナメラ沢への下降場所まで雁坂峠方面の登山道を進む。9:00過ぎに沢支度をして遡行開始。河原を進み5mほどの垂直の滝をロープで確保してもらい登る。(ロープ使用はここだけだった)あとはナメ滝が適度に出てきて快調な沢歩き。晴れていれば名前の通りナメ滝が綺麗な沢だと思いました。11:00頃左の青笹尾根へ小沢から詰め上がり、僅かの笹薮を過ぎ、尾根上の登山道?に出ました。ここで4人でグータッチ(ヤッター!)して、11:30頃下山開始、雨が降り出しガスで視界が悪かったですがピンクテープに導かれ、やがて尾根上を続く防火帯に出ました。ここから濡れて滑る急な下りを慎重に下降し、駐車場付近の道路や橋が見えてくると、もう少しの頑張りで国道に出られて、13:30頃駐車場に到着しました。雨降りが心配とはいえ、なんと5時間のスピード山行でした!!私は皆さんにやっと付いて行けましたが、楽しい沢登りになりました。 井口 記



2024年7月

★山行:だれでも参加OK

[7月20~21日]東黒沢からナルミズ沢

参加者:鷲林(係)藤沢、他2 ナルミズ沢 ●コメント  1日めのルートは白毛門登山口から入り東黒沢を遡行し登り詰めて鞍部に上がり、笹ヤブを漕いで反対側の小沢をクライムダウンし、ウツボギ沢出会いに降りた。この日は曇りで暑くない。私にとってはほとんど2年ぶりの沢なので、半分緊張半分楽しさといった感じ。最初は足元ばかり気にしていて、綺麗なナメ滝を楽しむ余裕がなかったが、だんだん沢歩きに慣れてきて周りの景色を楽しめるようになった。ほぼ予定通りお昼過ぎにウツボギ沢出会いに出てすぐに宝川と合流。その広河原の切り開きに焚き火の跡がある快適なキャンプ地があったのでそこで泊まる事にした。 2日めも曇り空だったが昼頃から太陽が照りつけて山の上なのに暑かった。下界はさらに猛暑だろう。宝川上流がナルミズ沢と呼ばれるあたりは川幅も開けたところが多く、深い釜を持つ滝が次々と現れる。沢の水が冷たくて泳ぎたくないので岩壁をへつって超えて行く。朝日岳東面への二俣を過ぎるとだんだん沢の幅が狭くなってきたので沢を離れると、草付きスラブ壁での急登が始まる。小休憩のたびに急な斜面を見渡すと疲れを忘れるほどの絶景が広がる。最終的に腰までの笹の藪こぎでジャンクションピークまで辿り着いて、整備されている縦走路にやっと出た。朝日岳、笠ヶ岳、白毛門を経由し、アップダウンを繰り返しながら駐車場に着いた。(ナルミズ沢は初心者でも行けると言われている沢ですが、実際に3回ロープを使用し、ルートファインディングと経験、それなりの体力を求める長い山旅となりました)   藤沢 記

[7月28日]日の出山(お茶会山行3)★

参加者:井之下(係)岡野、小倉、岩本 日ノ出山 ●コメント  岡野さん、小倉さんは御岳山から、岩本さんと私は日向和田駅から、日の出山(902m)に集結。11時半から12時半まで山頂下の木陰のベンチで昼食、お茶、お菓子を頂きながらゆっくり過ごしました。下山は揃ってつるつる温泉バス停へ、13:30無事に到着。解散後は各自、温泉、ビール、かき氷などで締め括りました。 山頂のお茶会も思いのほか涼しく、心配していた急な雷雨にも会わず良かったです。真夏のお茶会山行への参加ありがとうございました。     井之下 記

[7月29~31日]千畳敷~空木岳 (剱岳から変更)

参加者:井口(係)高橋、三村、森脇 檜尾岳 ●コメント  7/29から3日間、剱岳の予定でしたが北陸の梅雨明けが見込まれず、千畳敷〜檜尾岳〜空木岳の縦走に変更となりました。 早朝八王子を後にし車で駒ヶ根へ。ロープウェイを使って上がると、着いた先に快晴の青空のもと千畳敷カールが広がっています。地獄谷を上がり檜尾岳までアップダウンを休憩しながら進みました。檜尾小屋は3年前リニューアルした綺麗な有人避難小屋。夜は強風が連続し浅い眠りのまま2日目。 熊沢岳を目指すが10m以上の強風、時に煽られながら2600mの稜線を進みます。熊沢岳からは雨、誰も通らない岩道を4人静かに頑張って進み、ようやっと空木岳山頂へ。ガスと雨で景観は無いが、風は落ち着いていました。 駒峰ヒュッテで足を伸ばして休憩し、池山小屋へ。雨の中の大地獄、小地獄では鎖が滑り緊張した。池山小屋は貸切、4人で労いの乾杯をして早めの就寝。 翌朝、爽やかな晴天の中、登山口まで楽しく下りました。皆様、お疲れ様でした。   三村 記



2024年8月

★山行:だれでも参加OK

[8月23日]御正体山 (甲斐駒ヶ岳から変更)

参加者:井口(係)高橋、森脇 御正体山 ●コメント  御正体山は北側から見ると富士山の前に大きな山容の特徴ある姿を見せてます。一度登ってみたかった山で、200名山且つ、山梨100名山です。今回は山伏峠からピストンしましたが、曇りがちだったため途中の景色は良くなく、頂上は樹林に覆われ、ここでも景色無しでした。(蒸し暑さと、虫が多く皆さんグチってた) しかし頂上のマルバタケブキの群生は印象的でした。夏の平日のためか他に登山者は無く、地味な山でしたが、モミジ・カエデ・ナラ等の広葉樹が多く、晩秋は良い山かもしれません。               井口 記



2024年9月

★山行:だれでも参加OK

[9月9日]川苔谷逆川 (小室川谷から変更)

参加者:鷲林(係)藤沢、井口 ウスバ林道直下 ●コメント  2年前と同じ時期に遡行した川苔谷逆川に行ってきました。少し暗い雰囲気の沢ですが、水流通しで登ったり、突っ張って登れる小さな滝が多いので楽しい沢です。しかし今回は違いました。水量が多く、一番最初に出てくる2段の滝では、落口から落ちる水の勢いに圧倒され、高巻くか登るかの判断に時間がかかりました。最終的にはロープでリードしてもらい登ることにしました。その後もシャワークライミングをせず、遡行してウスバ林道に上がりました。 今回の沢登りでは、2つの出会いがありました。1つ目は、高巻きした際、一番安全な場所に大きなカエルが座り込んでいました。話しかけても全く場所を譲ってくれない。仕方なく、踏まないように注意して通過しました。2つ目の出会いは猪でした!突然前方に現れ、カエルと違って、すぐに急な斜面に駆け上がって逃げていきました。ホッとしました。   藤沢 記

[9月12~14日]鹿島槍ヶ岳~五龍岳

参加者:菱山(係)青野 五龍岳 ●コメント  9月12日から14日、鹿島槍ヶ岳から八峰キレットを経て五龍岳まで歩いてきました。 12日は、柏原新道から種池山荘まで。かろうじて雨をかわせた。 13日は、5:30出発 鹿島槍ヶ岳を越えてキレット小屋まで。霧のなかである。鹿島槍ヶ岳南峰を過ぎヘルメット着用。南峰近くで雷鳥に会う。八峰キレットを下る。一瞬霧が晴れ赤い屋根が見える。キレット小屋13:30着。 14日は、5:15出発 快晴。今日は五龍岳を越え遠見尾根をテレキャビンまで。逆層スラブで表面が濡れている所はセルフビレイをとる。菱山さんが先行してくれて、後をいく。休憩のときに剱岳を見ることが出来る。源次郎の雪渓が斜めに白い。五龍岳が近づくと霧に隠れてしまったが、ずっと剱岳と一緒の幸せな時間。五龍山荘を11:35出発で遠見尾根にはいる。岩場を何度か下れば一般の登山道で歩きやすくなる。霧のなかをどんどん降り、地蔵尾根に来ればもうテレキャビンの駅は近い。15:30着。菱山さんとお天気に助けてもらい無事下山。   青野 記

[9月17~19日]神岡新道から北ノ俣岳、赤木沢

参加者:鷲林(係)井之下 赤木沢の多段滝 ●コメント  北ノ俣避難小屋に2泊。太郎平方面の縦走路から薬師沢小屋に降り黒部川を遡行し赤木沢へ行ってきました。 1日め 前夜発の車で飛越トンネル駐車場へ。8時に歩き始めて12時過ぎに避難小屋着。途中は噂通りの泥濘(ぬかるみ)道。 2日め 軽く食事を摂り、4時出発。約2時間で薬師~黒部五郎の主稜線に登り詰め、縦走路を太郎平経由で薬師沢小屋まで下る。9:45黒部川に入渓。約1時間遡上して赤木沢出合に着く。赤木沢は、階段状に続く岩を水が気持ちよく流れ落ちてくる。そしてアクセントのように大滝が現れる。そんな美しい沢を源頭までの4時間満喫した。自分は最低限の荷物を持ってついて行くが、リーダーはもしもの備えにロープやツエルトも持ちつつルートの指示を出し続けてくれた。沢の終盤から降り始めた雨が、稜線から赤木岳、北ノ俣岳を越えて避難小屋に戻る間、雷雨になってしまったのは余計だった。登る時には深くえぐれた乾いた道だったが大雨の中では濁流の沢道となり、両脇を濁流をよけながらやっとの事で降り、17:15避難小屋に戻って連泊。 3日め 8:40雨具を付けて下山開始し、12:40駐車場に戻れた。 平日の2日間、4畳半位の狭い避難小屋はずっと貸し切り状態でラッキーでした。   井之下 記

[9月29日]日和田山と巾着田(お茶会山行4)★

参加者:鷲林(係)木内、井上、秋山、高橋、岡野 日和田山お茶会 ●コメント  高麗駅から歩いて巾着田に向かい今回は入園料を支払い見頃の曼珠沙華の花を見ることができました。途中、里芋や栗、イガグリごと並んでいる出店で買い物したりと道中も楽しい。人も多く真っ赤な花で埋め尽くされている園地は見事でした。その近くにある日和田山の山頂を目指し男坂から金刀比羅神社に登りました。男坂の岩は前日の雨で少し濡れているし割と斜度があって思っていたより大変でした。日和田山もとても登山者が多く山頂も混み合っていたので隣の高指山を目指しました。お茶会はその近くの広場で。曇り空のもとでしたが楽しいひとときを過ごし PM 1:30 頃には下山しました。有意義な楽しい一日になりました。   秋山 記



2024年10月

★山行:だれでも参加OK

[10月2日]十二ヶ岳 (劔、前穂から変更)

参加者:井口(係)高橋、森脇 十二ヶ岳 ●コメント  八王子駅を車で出発し西湖畔の登山口の駐車場に着きました。天気は上々で先ず、十二ヶ岳に直接登るコースに取り付きロープやハシゴの急登で 1:30程で山頂着。富士山、西湖がキラキラ輝く眺めを見ながら毛無山に向い、吊り橋(写真)や鎖場の急下降を繰り返し、 1:50程で毛無山到着。最後の富士山の眺めを後に 1:30程で駐車場に戻りました。後は、吉田うどんを食べて道志みちを帰路につきました。 結構ハードなコースでしたが景色は抜群で、また観光も出来、アクセスも良い山でした。    井口 記

[10月6日]日和田山 岩トレ1. (つづら岩から変更)

参加者:井口(係)鷲林、木下、他1 日和田山1.岩トレ ●コメント  当初のつづら岩は雨で無理だろうと考え、武蔵五日市駅下車の集合後に再度電車に乗り、日和田山の岩場に変更しました。日和田山に着いても雨は降りやまず、皆モチベーションがどんどん下がっていく中、それでもここまで来たのだから講習だけでもということで、男岩の上でロープワークと支点構築の講習を受けました。ザイルパートナーとして数十年のキャリアをお持ちのお二人から、繰り返し親身な指導をいただき、自分がいかに何もわかっていないかを痛感しました。とりわけATC(エアートラフィックコントローラ,確保器)の扱いやロープの向きは命にかかわることを実感しました。岩場が濡れていなければ実技指導も受けたかったのですが、雨で岩が滑る事スベルこと!!次回天候が良いことを願って早めに切り上げ帰路につきました。     木下 記

[10月13日]高留沢ノ頭~市道山~醍醐丸~和田峠(ハセツネCup杯応援7)★

参加者:青野(係)木内、井上、秋山、井之下、岡野、桐山 醍醐丸ハセツネ応援 ●コメント  10月13,14日にかけ日本山岳耐久レース(長谷川恒男cup杯)が行われました。東京の山岳地帯を走る総距離71.5kmのトレイルランです。私たちは今年の1月からハセツネコースを幾度かに分けて歩いて来ましたのでその過酷さは実感出来ます。夕焼け小焼けバス停を下車。宮尾神社の裏手を尾根に沿って登り高留沢ノ頭~トッキリ場~栗ノ木沢ノ頭~市道山に進む。要所、要所にスタッフ待機。これからのレースを見守る人達です。競技の1:00スタートに合わせ私たちも醍醐丸で応援できる様に歩を進める。醍醐丸では沢山のスタッフ、応援者。中にはコスプレして応援する人もいる。2:30頃 先頭の選手が通過。顔色変える事なく飛ぶように走り去って行く。そのうち女性選手も混じり三々五々通過していく。彼らの体力、脚力、精神力に驚かされる。しばらく応援した後、醍醐峠を経て和田登山口に下山。貴重な体験を楽しみました。   木内 記

[10月13日]米子沢 (巻機山避難小屋まで)

参加者:鷲林(係)藤沢 米子沢 ●コメント  人気の高い米子沢に行ってきました。連休中で巻機山の駐車場は夜中の2時前には既に満車との事でした。運が良く、キャンプ場付近の路肩で止めさせてもらいました。6時半に入渓し、長い河原歩きを始めました。明確な巻道があるゴルジュは高く巻きます。午前中は晴れていて、滝の水しぶきを浴びても寒くありません。沢の詰めは明瞭で避難小屋に12:50に到着し、すぐに下山を開始。午後は少し曇ってきましたが草紅葉が綺麗でした。車に戻ったのは15:30でした。米子沢は初級の沢として知られていますが、実は事故が多い場所でもあります。高度感のある岩場、開放的で明るいナメ滝は滑りやすく、スリップした時にリスクが高いです。ルートによってはロープワークが必要な箇所があり、危険度も異なります。改めてルートファインディングが重要な技術であると実感しました。今回はロープを使わず遡行できたのがリーダのルートファインディングの豊富な経験と高い能力のおかげです。自分も体力と技術に合ったルートを見つけられるようになりたいです。   藤沢 記

[10月19日]日和田山 岩トレ2.

参加者:井口(係)木下、高橋、藤沢、他1    日和田の岩2 ●コメント  前回とは変わって青空も見える天候の下、岩稜トレーニングの続きを日和田山で行いました。午前中は女岩の上に支点を取り、トップロープでのクライミングとロワーダウン、午後は懸垂下降の練習を行いました。前回同様、クライマーとして数十年のキャリアをお持ちのお二人から手取り足取りの親身な指導をいただき、ホールドの位置に合わせた体の動き、安定したロワーダウン、多様な懸垂下降ができるようになりました。前日の雨で岩肌が滑り、フリクションがあまり効かない状態だったにも関わらず、皆恐怖心を克服して支点まで完登し、怪我もなく無事に終わることができました。  木下 記

[10月27日]御岳山ロックガーデン(お茶会山行5)★

参加者:岡野(係)西中、小倉、桐山 御岳山lockgarden ●コメント  御岳山域長尾平に11時集合。私と西中さんはケーブルカー利用。岡野さんはケーブル下バス停から御岳山駅まで歩き。桐山さんは日の出山から合流しました。展望台下のテーブル席でお昼兼おやつにしました。ロックガーデンの苔の緑を眺めながら歩き、休憩所で一休み。しかし、トイレが臭すぎてすぐに出発しました。どうりでトイレ近くのベンチに誰も座っていなかったわけです。綾広の滝、奥の院を通って戻りました。奥の院のコースは急勾配で木の根が張り出しており、苦労しました。眺望はありませんが、人が少なく静かな道です。御岳山付近に戻り解散。紅葉にはまだ早かったのですが、所々色づいた木々を見ることができました。   小倉 記

[10月26~27日]要害山、蒲生岳

参加者:三島(係)鷲林、和唐、山﨑、井上、秋山、青野、高橋、菱山、井之下、他1    只見の山,要害山,蒲生岳 ●コメント  前夜八王子を立ちサービスエリアで仮眠して蒲生岳の登山口に行くが、雲が厚く岩も湿っているので日程を入れ替える。只見駅から只見線に乗り会津川口駅まで往復し紅葉の始まった原田泰治の描く風景画のような景色を楽しむ。沿線で列車に手を振ってくれる住民の姿に和む。只見駅に戻り要害山に登る。705mの里山でありながら雪崩によって削られた山は険しい。いきなりの急斜面を登ると漆やカエデの赤が目立ち始める。山頂で昼食後別ルートで下山。丁度開かれていた物産展で振る舞いのお餅を食べ、博物館見学、入浴後キャンプ場へ。カメムシの大発生による騒動もありましたが、皆さんとの歓談はとても楽しいものでした。 山﨑 記

10/27 岩が濡れてない晴れの日となり蒲生岳に登る。会津のマッターホルンと呼ばれ、田部井淳子さん選定の「うつくしま百名山」のひとつ。きのう、三角おにぎりのように見えていた山である。只見線を渡り、二荒神社から細い登山道が始まる。すぐに急登となり、ほとんど一直線の登り。岩場の分岐を右に「鼻毛通し」の岩場を超えてひと登りで山頂となる。しかし、ロープが張られたトラバースや、鎖の急登があり、侮れない828mである。山頂から見えるのは、浅草岳、守門岳。山々が連なる豪快な眺めである。慎重に下山した後、近くのスキー場のレストランへ。十割蕎麦がおいしかった。臨機応変に予定変更して対応してくれたリーダーに感謝です。 青野 記



2024年11月

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[11月7~8日]丹沢主脈縦走,青根~蛭ヶ岳~大倉

参加者:井口(係)高橋、森脇 蛭ヶ岳                      ●コメント  11/7 青根から八丁の頭経由、姫次〜蛭ヶ岳(泊)、

11/8 丹沢山〜塔ノ岳〜大倉に下山しました。 天気は曇りがちで、富士山も一瞬だけでした。気温は稜線で4度位で、低いわりには、紅葉も進みが遅く、鮮やかさがイマイチでしたが、全般的には綺麗な景色の中を、ゆっくり歩きました。 「次は主稜縦走に行こう」と、大倉で乾杯して、心地よく帰路につきました。   井口 記

[11月12日]丹沢,鍋割山

参加者:青野(係)菱山、小倉 鍋割山                      ●コメント  松田町の寄バス停を7時50分に出発。目当ては鍋割山荘のなべ焼きうどんです。寄自然休暇村から登山道に入り、櫟山、栗木洞、後沢乗越の峠を経て12時に鍋割山に到着。ロープやはしごのあるハードなコースでした。山頂では写真を撮るよりも先にうどんの行列に並び、購入することができました。残念ながら周囲にはガスがかかり、眺望はなし。帰りは後沢乗越から四十八瀬川沿いの西山林道を下りました。長い林道に飽きた~と言いながら16時10分大倉バス停に到着。紅葉や滝を眺めたり、沢を渡ったり、景色の変化を楽しめた山行でした。   小倉 記

[11月16日]日和田山 岩トレ3.

参加者:井口(係)木下 日和田山地図 ●コメント  今回で3回目の実施ですが、参加者がある限り継続して行います。 いつもの混雑もなく、確保支点作成、懸垂下降、フォローと時間をかけて実施し、ステップアップが出来たと思います。 今後も定期的に行い、皆さんのお役に立てればと思っています。   井口 記

[11月18日]御前山からクロノ尾山、鞘口山、避難小屋(ハセツネコース8)★

参加者:青野(係)山﨑、木内、井上、秋山、吉田 御前山 ●コメント  ハセツネ(長谷川恒男)カップ24時間耐久レース(71.5k)を辿る8回目です。 武蔵五日市駅から藤倉行きのバスに乗り小沢バス停で下車。橋を渡り標識のある御前山を目指した。最初から急な登りに汗をかいたが途中に現れる紅葉がとても綺麗で気分が上がった。今回たどるハセツネコースは3km程ですが、その箇所まで辿り着くのも、下山も、時間を要した。御前山近くの見晴らしの良い避難小屋で昼食を摂り御前山山頂へ。気温は低くこの頃には日差しも出てきて空も明るくなってきた。ここからがハセツネコースでクロノ尾山、鞘口山、避難小屋と歩いた。沢山の落ち葉が土や根を覆い尽くしていて慎重に歩いた。下山は林道を使ったが苔や落ち葉で何人か滑ってしまった。やがて道の両岸にある切り立った大きな岩が見えてきた。半ば開きかけた扉のように見える光景を神の土地へと通ずる門に見立てて神戸岩(かのといわ)と名付けられたそうで駐車場やトイレも用意されていた。バス停の神戸岩入口までさらに歩き、本数の少ない武蔵五日市行きのバスに乗車できた。全歩程18km!を全員頑張り無事に歩き通せました。   秋山 記



2024年12月

★山行:だれでも参加OK

[ 12月1日 ]未定

参加者:未定

●コメント未定