6月19日(日)五日市、軍刀利沢にて年間行事である沢登研修を17名の参加者によって予定通りまた、有意義に終了しました。
会では年間行事として会員の技術向上・レベルアップはもとより会員同士の技術交換、交流を目的として5月岩登り、6月沢登、11月遭難対策訓練、3月雪上研修を毎年実施しています。
沢登研修は毎年副会長長門氏が担当していただき、実踏そして緻密な計画準備は好評です。軍刀利沢は八王子から極めて近いうえ、小滝が多くあり初級者でも取り組める変化に富んだところです。
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4月9日(土)~10日(日)(前夜発)実施
年間主要行事である3月の雪上研修が東日本大震災のため延期となり、まだまだ社会は落ち着かず、若干他にすべきことも多々あるが雪の状態など考えるといまやらなければと決断、実施した。年度替りで仕事業務や他の団体活動、業界団体など多忙の時期だが震災後の東北も頑張っているのだからと自分にはっぱをかける。
過去、富士山、八ヶ岳、谷川岳、上越など初級対象の為北、南アにははいらなっかたが新会員にも雪の北アルプスに立つ喜びをと考え、数年ぶりに唐松岳を選んだ。
4月8日夜9時八王子を出発、中央道より長野道に入り梓インターにてテントを張り仮眠、早朝再び車を飛ばした。重い雲が立ち込め途中より雨となるが当然承知の上予想どおりだ。
八方尾根下ゴンドラリフト下の駐車場につき和唐氏と合流後、行動予定を説明、装備を分担、出発となった。 続きを読む 北ア・唐松岳雪上研修、大きな成果が
4月3日午後、常会場の子安市民センターにおいて予定通り総会が開催されました。
会員28名が出席、事業報告、会計報告そして23年度の事業計画案、予算計画案、会則変更など
すべて原案通り承認、可決されました。
東日本大震災にて被災された方々への心よりのお見舞いを申し上げます。また大災害によって亡くなられた方のご冥福を深くお祈りします。
3月11日の東日本大震災は私たち山を中心とした自然を愛し、遊ばせていただいている団体にとってもとてもこころが痛むし、なにかできないか?と言う意見も直接何にんかの会員から聞いた。東北の山には誰もが行っているし、なじみも多い。又山行の帰りになど三陸海岸や気仙沼など私自身も何度か訪れさせていただいている。
「会として何かできないかしら!」、「東北の野菜を積極的にたべようよ! 」、「テントを持って手伝いないかな?」、私たち登山者はテントを張り、食事をつくり身体を動かすことがみんな大好きだし、得意だ。平均年齢が少し高く?自衛隊員みたいな働きはできるわけはないが気持ちは強い。
会としては中越地震の冬、冬山経験を生かした雪下ろしのお手伝いとして7名が参加した経験がある。今回もなにか機会があれば積極的にかかわりを持ち、検討したいと思います。事実会員にも親族、友人などの関係者が被害を受けています。総会前佐藤氏より被災地に行ってきますという電話が入り、十分に気をつけるようにと同時に、是非会にも報告してほしいと依頼してあるので後日あると思います。
※4月の集会は変則となります。活動は自主活動となり、20日か27日辺りで会場を探し、通知します。
会長 熊谷 博
左の写真は 中越地震後の冬、大雪となり重みで倒壊の恐れがあり雪下ろしを手伝わせていただきました。
佐藤氏、唐木氏、須永氏、久保田氏、熊谷のほか食事準備に堀さん、高橋さん計7名が参加しました。
上記写真のようにすさまじいばかりの大雪でした。
2005年2月6日 佐藤益国撮影
3月6日、ここ1,2年入会者より本格的な雪山登山を目指す会員を対象に確実な基礎技術を会得してもらうべく、また3月予定の北アルプス雪山実践を参加してもらうべく雪上訓練を実施しました。自家用車にて前夜、馬返しまで入るべく中央道を飛ばし、浅間神社より入り、途中チェーン装着後誰もいない馬返しに着く。テントにて懇談後仮眠する。翌朝好天のなか出発、すぐ雪道だ。3時間で5合目、佐藤小屋着。積雪量、雪質などベストの状態だ。早速場所選定後、基本より開始。キックステップ、アイゼンおよびピッケルテクニック、滑落停止、ロープ使用での確保、雪上登行の実践など10時30分より16時まで食事以外休みなしでトレーニングに励んだ。
2日間の予定であったが都合で1日になり、十分な訓練ではなかったが3名とも熱心にまた真剣に取り組んでくれた。研修、訓練は厳しく実践に近いほど身に付くし本番への心構えもできてくる。今後も最低年に数回はトレーニング、実践行動をしたいと思っています。 熊谷 博
コースタイム 3月5日―八王子8:00―馬返し10:30仮眠テント設営
3月6日―馬返し7:30―2合目8:15~30―佐藤小屋10:20・・周辺にて訓練終了15:45、下山開始16:00―馬返し17:15~17:50―八王子20:30着
費用―高速代1250×2=2500 往復約180キロ5500 1人2000円
2月12日(土)~13日(日)、悪天予報のため1日ずらし八ヶ岳・硫黄岳に入山した。同行予定だったS氏の「悪天なのでやめるよ」も無理はないし、日ごろから単独行は避けるよう集会等で言っているだけにあまりほめられたものではないが、1月、業界や活動している関係団体の新年会、顔合わせ、行事など1連の日程を消化し、今の厳しい時期の雪山の勘を忘れないためにも入山しておきたかった。メンバーにも早く雪山にキチンと慣れておくよう企画したが都合が合わず、やむなく単独だが積雪期にもなんどと無く入山しており特に不安はない。
早朝西八王子を出発、茅野下車、定期バスにて美濃戸に入った。すでに登山者の車が80台もあろうか、身支度を整い新雪が25センチのなか出発する。
赤岳鉱泉の話によると雪が1月はほとんど降らなかったと言う、2月2週目に2度にわたって降雪があり50~60センチの新雪だ。八ヶ岳周辺にて4回の表層雪崩があり、1人が胸まで埋まったが救出されたとのこと。天候や雪の状態不安から稜線に上がらずだいぶ帰ったらしい。帰りに美濃山荘のご主人にも話しを聞いたが、「雪山ではパーティを組まないと埋まったらだれも助けてくれないからなー。」ごもっともです。今後もしっかりとした指導のもと、安全対策を怠るわけにはいかないと感じながらも充実した2日間であった。
熊谷 博
12日―高尾6:14―茅野8:50 バス茅野発9:35―美濃戸10:30 11:00出発―行者小屋15:00―赤岳鉱泉15:30
13日―鉱泉発7:30―赤岩の頭9:05―硫黄岳9:30~9:55―赤岩の頭10:10~10:20―赤岳鉱泉11:35 ~12:00―美濃戸14:10 ~バス発15:00―茅野15;35―あずさ新宿行き15:50―八王子着17:37
費用―高尾、茅野間2730円、茅野バス900×2=1800円、あずさ料金4300円、鉱泉泊9000円 合計17830円