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山荘整備を実施しました

 7月1日(日)20人の参加者を得て、裏高尾にある新八王子山の会・八王子山の会の山荘整備を実施しました。

事前に下見をし修繕資材を準備、当日午前8時山荘集合、役割分担、内容説明後早速取り掛かりました。

 

※尚、当日撮ったデジカメ操作の手違いで(・・MBー写真の大きさらしい) 夕方早速アップしようとしましたが、写真のファイルサイズが大き過ぎたらしくとうとうできず佐藤管理者に相談、早速対応していただき2日遅れのアップになってしまいました(2日間早起きしようやくできました)。

池の水は澱んでいました。上部取水口周辺は大雨などですぐに詰まってしまう。当然ながら、水は流れていないと汚れる。過日の台風などで枝がたくさん散乱していました。

裏口だが一番出入りがあるところ。何度かこじ開けられているが修理のあともちょっとみじめだ。

屋根も傷んでいる。

水場の屋根だ。傷んでいるなんて言うものではない。
水場もこのとおり、流し台もあぶなっかしい。
草木が生い茂る時期だ。前日に宮崎氏が草刈り機にて大きいものだけを刈っていただいた。

各班に分け段取りを説明後早速開始、10時のお茶タイム。

団欒も楽しいがみんなはやる気満々!!

 鉄骨に穴をあけ木材を止め、ポリカーボネートを止めます

井上氏も参戦!

 キッチンの不用品も少しずつ処理、廃棄しました。

 見る見るうちに…というわけにはいきませんが、だんだん形になっていきます。

見ているだけではありません、見守っているんです。手も貸しています。

 山荘母屋周辺は特に念入りに草取りです。

 最後は屋根のごみを清掃、外壁の汚れ洗い落としです。

女性群の活躍!

 さあ!見てください!

ビフォーアフター あの音楽が聞こえてきます ~

水は三箇所でたっぷり~、 ステンレス調理台を組み直し、しっかりと固定~

屋根は明るくクリアです~。周辺の草木はもちろん排水の流れも完備~

裏の出入り口ですがもうこれは玄関です!~

 池の底を洗い。透明な水が流れ込んでいます。すっかり綺麗になりました。

 無垢材なので丈夫です。  こじ開ける?   無理無理無理!

※当社にあった中古ドアですが手先にメラミンを張りより強固にし改造、

提供しました。

 高尾山からの登山者も気持ちよく見ていただけると思います

小屋周辺もすっかりきれいになりました。    参加者のこころと共に?

 当日参加者の面々、貴重な時間と労働に感謝いたします。

8月の「暑気払い・バーベキュー」には大いに上質の焼肉と生ビール

慰労会をしましょう。

それぞれの夏山は十分に気を付けて楽しまれることを願っています。

 

 当会としては年に一度、8月下旬に決まって「暑気払い、バーベキュー大会」を全員参加で実施している。  山荘整備、装備点検、機器の使用体験、山話会などフルスケジュールタイムだが山荘がなければできないし、会員は原則いつでも使用可能だ。今後もっと使っていただきたい。創立者の建設時会長だった城所氏は山荘建設に関わるさまざまな苦難を会員説得にあたりながら強い信念のもと、「山荘建設は山の会建設そのものである!」であると説き、強い指導力のもと完成させたものである。昭和39年9月13日完成、建設費702882円、会員延べ作業人数310名、専門職人14名、当時の月給料は20000~30000円ぐらいだろうか、今の金額で500万円以上だろう。私は入会3年目から役員を仰せつかりそれらの話をたくさん聞かせていただいた。その後15周年で約25万円、20周年で164万円の浄財と多くの会員作業によって現在がある。今は時代の流れと共に会員の会帰属意識も昔のようにはいかないが山の会活動とは言うまでもないがこれらの活動を含め、市民登山や岳連協力、関する集会すべてをもっていうのです。そのことを忘れてはいけないし、言ってみれば山の会の伝統であり守っていかなければならないことなのです。40年以上八王子はもちろん他の山岳会もたくさん見てきて、浮き沈みが激しい山岳会ではあるが「新八王子山の会」、「八王子山の会」共に20数年前の停滞期を除いてはある一定の変わらね会員を抱え、活動ができていることはそこに「山の会の創立理念」が生きていることに他ならないのです。山の会だから山にさえいければよいなどというのは正に愚の骨頂である。山の会には法人格がないため創立者の遠藤氏が高尾山と契約者になっている。将来のことは予測が難しいがなるべく長く大切に使っていければと思っています。         会長 熊谷 博

恒例・沢登研修を小坂志川で実施

5月の岩稜研修に続いて6月17日、恒例の沢登研修が五日市の沢、小坂志川・湯場ノ沢で14名が参加、実施しました。前日小雨の心配がありましたが担当者と分析、協議ほぼ回復と判断、当日予想通り曇天でしたが午後からは日差しものぞきいつも通りのゆとりのある楽しい沢登研修ができました。朝7時高尾駅前集合、会員車3台にて分乗五日市、笹平バス停を左折林道に入ると間もなく入渓点近くのやや広いところに駐車する

  係りより班編成、メンバー、段取り説明
   駐車スペースより少し戻り左折して橋の手前より入渓すると間もなく

3メートルのナメ滝、体慣らしのフリーで登る。

練習の為パーティによってはロープも使用
   今回は練習の為積極的に各班ともロープ使用、とてもよいことだ

ロープ捌きも慣れが一番

セルフビレーは必ず別にとり安全還付ビナを使うなど基本をしっかり学ぶことも大切だ
   幅広4メートルの滝、ここも同様、念のためロープ使用
   いよいよ核心部はゴルジェ帯、小滝の連続だ。倒木も多いが左側には岸壁がそそり立ち

興味をそそる・・が落石の危険があることも承知しておかなければならない
   こんなところでも油断は禁物だ、慎重に行くメンバー
   適度な緊張感を持ちながらの滝登りは楽しい!

お互いの動きを常に見ながら声を掛け合う、アドバイスをしあうことも積極的にしよう
   各班、終了点到着、昼食しながら団欒だ
   1班、浅井リーダー、占部、岡部、元木各氏
   2班、吉野リーダー、宮崎、小柴各氏
   3班、山下リーダー、和唐、山下日、鈴木各氏
   下りは主に懸垂の練習、もちろんフリークライムもしっかりとします
   下りは当然のことながら、上りよりはるかに手ごわい、慎重さはもちろんだ
   心配された天候も午後からは日差しも出てきた。予想通りだ?(天気予報)
   気温もだんだんと上がってきました。こころも軽く、足取りも軽くなります
   実踏をふまえ、企画、段取りしてくれた係りの渡辺氏(少し腹をへこましましょう)

長門副会長に感謝いたします
 帰りはいつものように「瀬音の湯」に入浴後、夕方6時ごろには帰宅した。
岩稜研修、沢登研修、雪山研修など一連の研修山行を実施して15~6年ぐらいに
なるでしょうか、以前とほぼ変わらぬ内容、場所、メンバーが共に活動できることは
嬉しいことであります。年齢を重ね軽登山が多くなったが適度の緊張感と岩場や足場の悪いところでの
手足の運び、注意事項など研修によって学ぶことは多い。当会でも実質岩登りや沢登をするメンバーは
さほど多くはない。しかし、年に一度でも確実に安全を確保された中での岩肌に触れ、沢水の冷たさに身を震わす
ことや雪山での風雪との戦い?ラッセルに汗をかくのも悪くない。これからもレベルは落としても当会の伝統と
特徴を生かしつつ研修山行は続けていきたいと思っています。
               会長 熊谷 博

八王子山の会では安全登山第一、研修を怠りません

会では会員募集を随時おこなっています。その人たちも含めて既存会員が常に山岳事故防止のための意識維持、技術レベル低下を

防ぐためにも会として年間行事計画を組み、岩稜登行研修、沢登研修、遭難対策訓練、雪山研修などのほか室内講習を随時実施しています。

会員自らの自己トレーニングはもちろんのこと、会員間の交流も大切に軽いお花見ハイク、山菜取りハイク、歴史散歩ハイクなど市民誰でもが

参加できる山岳会です。

昨年五日市の沢での実施模様、各班にはキチンと経験豊富な指導者がつき安心です。誰でも参加できる企画です。

今年度は6月17日、五日市の沢にて実施いたします。日帰り、車にて現地まで入りますので真剣ながらも気楽にご参加ください。

  市民センターで月2回開催される山話会にてのロープ操作、ギアの操作方など楽しく学んでいます

 

集会では山行報告、山行計画の他安全登山のための講習、体力維持のための講習提言、パワーポイントによる山行報告など楽しい企画がいっぱいです

 

定例集会は毎月第二・第三水曜日午後7:30から子安市民センターで行っています。見学も歓迎します。ひざを傷めずに歩く方法、まるごと山を楽しむ方法、登山のための服装や装備など基本から学べます。会員数は約50名、年齢は20代より70代と幅広い年齢ですが会運営理念としての「友情と信義を大切に・・・。より良い人生を歩むために・・・。」八王子NO1の良い山岳会をこれからも目指していきます。     会長  熊谷 博

八王子・八峰登山を山ガールと共に

例年今の時期、八王子市、八王子市山岳連盟主催で開催される「八峰登山大会」が昨年の大震災をきっかけに中止となってしまったが新緑を全身で浴びながらの耐久トレーニングにはもってこいのコースであろう。久々に娘を同行させ、19日(土)早朝タクシーを呼び今熊神社の鳥居をくぐった。自宅5時30分発、50分着料金4000円、快晴の中もちろんいるのは私達だけだ。

  市道山山頂、当会担当の場所だいろいろな思い出も多い
  新緑が正に眩いばかりだ
  八峰中この周辺のコースが一番素晴らしい、登山道も美しい
  陣馬山山頂、ハイカーが200人ぐらいはいようか?若い人(20代~30代)が半分以上だ、女性も6割ぐらい。もちろんファッションに身を固めた山ガールがグループで目を引きます。八王子山の会にもいつかは・・・。
  景信山山頂、ここは何と言っても山菜のてんぷらがごちそうだ。娘と共にビールと共に乾杯!


コースタイム    今熊山登山口5:50-今熊山6:20-刈寄山7:23-市道山9:28-醍醐丸10:54-陣馬山11:54-景信山13:54-八王子城山15:50-高尾山16:55-京王高尾山口18:25

会長  熊谷 博
高尾山頂もう5時近い時間、ひともまばらだ.

城山あたりから娘は足の痛みを訴えていたが京王高尾山口まで歩いた。すでに午後6時25分になっていた

残雪の中央ア・木曽駒ヶ岳周辺に遊ぶ

4月29日(前日発)~30日、連休前半一足先に残雪の雪山を楽しもうと中央アルプス木曽駒周辺に6人で参加しました。

28日21時、八王子を自家用車にて出発。駒ヶ根サービスエリアまで順調に走り、テントを張って仮眠、29日バスターミナルまで入り、そこからは専用のバスにてロープウェー下、ロープウェーと乗継ぎ一挙に2600メートルの千畳敷に躍り出る。無風快晴。

  アイゼン着用日焼け止をしっかりとぬりスタートだ
  途中指導員が安全対策指導助言をしています。上部はだんだんと急斜面に
  乗越浄土着一休み、素晴らしい好天だ
  宝剣山荘に早速幕営の許可をいただき, 山荘前に設営をする

トイレ使用OK,水はOK,絶対に安い。今日宿泊は6人、少ない。
  宝剣岳に様子を見に行く。途中,指導員がおりアドバイスをしていましたが私たちも助言を受けました。直下は雪壁になっておりロープ確保はもちろん絶対にミスは許されない。私たちのパーティではメンバーの経験技術、安全の担保がとれないので無理、木曽駒ヶ岳とする
   木曽駒ヶ岳より宝剣岳を望む
   薄曇りとなってきた、十分に展望を楽しむ
   帰幕途中、適当な斜面があったので滑落停止の練習をする。瞬時にその体制がとれ確実に停止ができるまで反復練習を重ね体で覚えていなければならない。入会以降毎年富士山にて訓練をした頃がなつかしい。そのおかげでいまでも体はしっかりと覚えています。
  日差しはないが雪はかなり緩んでいます
   のんびりと過ごす楽しい時間だ、テントも私達だけです
   4月30日、,今日は予定通り曇りだ。おおきな くずれはないはずだ
   出発前にかるくアイゼンテクニックの練習を行う
   馬の背周辺ときおり深みにはまったりするが・・・
   将棋頭山手前、とても静かでだれもいない私達だけの山だ、セルフタイマーにて
   将棋頭山にてしばし展望を楽しみ帰り、正面には宝剣岳
   雪山らしい楽しい登行、私の好きなロケーションだ
   テント場着コーヒーなど飲みながら思い思いに過ごします
   山荘入り口、昨日までスコップ作業をしていました
   乗越浄土より正面伊那前岳を見る。ここより右に急斜面を下山する
   昨日に比べ登山者はとても少ない
   足取りも軽くリズムカルに
   それぞれが山への思いをかみしめながら・・・・
   今度来るのはいつだろうか?私自身中アの雪山は36年ぶりだ
   他の登山者に撮ってもらいました
   千畳敷カール 静かだ。登山者、スキーヤーも数人だ
   帰りに温泉入浴、この辺は桜のみでなくいろんな花が咲き乱れていました。

枝垂れさくらがきれいでした
参加者:熊谷、佐藤、渡辺、渡辺順、斉藤、元木 6人パーティ

コースタイム:4月28日21時八王子発ー駒ヶ根SA30日AM12:15    4月29日ロープウェ―バスターミナルP7:50ー千畳敷8:40~9:12-乗越浄土10:30 宝剣山荘10:40~12:40     木曽駒ヶ岳13:45~14:15-宝剣山荘幕場15:10      4月30日幕場7:10-将棋頭山9:30~45-幕場12:25~13:45-千畳敷14:50着

費用:1人当たり 交通費(P含む)4500 共同食料費800 テント張り費700 ロープウィーとバス3800 入浴500 合計10300

※会員の希望もあり今年度は3月に鳳凰三山、4月に荒沢山、谷川岳、今回の中アとすべてテント泊とした。多くの会員が年齢をかさね雪山、特にテント泊などそれなりに荷物も多くなり、体力技術も要求され敬遠がちだ。しかし山岳総合技術を必要され要求されるのはやはり雪山でのテント泊縦走だろう。以前は会活動の集大成が冬山合宿であるが今はメンバーが揃わず無理だ。それでも年に数回ではあるが雪山のテント泊を続けていきたいと思っている。岩、沢登り同様雪山の感覚もちょっと離れていると振り出しに戻ることを心しておくことを忘れてはならない。「むかしやっていたから…。」「以前経験したことがある?・・・。」当会には思い上がりの人はいないと思いますが・・・。 初心謙虚さを忘れないようにしましょう。

※ この連休中北アルプスにて10名もの多くの遭難者を出したことは他人事ではない。低体温症、悪天候中の行動など個別のコメントを言うつもりはないが天候、時間、状況、体力など総合的な判断ミスであることは明白であろう、さまざまな登山経験に裏打ちされた中でのそれらの状況をしかと把握し、先を読み誤らないには年に数回の好天の時のみの山行では無理である。何十年経験があろうが初心者であるという謙虚さを忘れてはいけない。パーティならリーダーの統率力、判断ミスさえ指摘されても不思議ではない。今回の事故を教訓として戒め、会活動に当たりたいと思っています。                        会長 熊谷 博