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お楽しみ山行  飯士山と平標山 

会の恒例行事の一つ『お楽しみ山行』を10月31日~11月1日に実施しました。今年は越後の名峰の展望が楽しめる飯士山と平標山に登ってきました。前日までは2日間とも曇り時々雨との予報であったが、1日目の飯士山は曇りのち晴れ、2日目の平標山は素晴らしい秋晴れであった。                元木 記


飯士山山頂で

飯士山山頂で

飯士山へは五十嵐ルートから登り、途中で負欠岩コースと尾根コースの2班に分かれ、西ノ峰で合流した。前夜の雨の影響で負欠スラブは濡れて滑りやすく、左側の低木や笹に被われた急な斜面を迂回したが、木や笹、岩などに掴まりながらの苦しい登りであった。山頂からは谷川連峰、苗場山、巻機山、頭に雪を戴いた越後三山など、360度の展望を楽しむことが出来た。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA 負欠岩コースの登り踏み跡はしっかりとあるが、
かなりきつい
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ようやく負欠スラブが見えてきた
前夜の雨の影響で岩は濡れて光っていた・・・
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濡れた岩は滑りやすい
木の枝や笹などに掴まりながら慎重に登る
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誰が掲げたのだろうか・・・?
標高1,111.8mを示す手製の標識
OLYMPUS DIGITAL CAMERA 下山は岩原スキー場から
雪のないゲレンデを思い思いに下る
2日目の平標山は前夜の‘お疲れさま’を考慮して、平標山の家から山頂へ、反時計回りのコースを取りました。雲一つない秋晴れの山頂からは仙ノ倉山、万太郎山と谷川岳に連なる峰々が間近に見え、また遠くには白銀に輝く北ア、さらには南ア、その後ろには富士山を望むことが出来た。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA 唐松の紅葉が美しい、平元新道から登る
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平標への登りから万太郎山を望む

平標山山頂で
仙ノ倉山をバックに
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平標山頂から見る仙ノ倉山
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頂に別れを告げて・・・
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大きな鉄塔を過ぎると急こう配が続く
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様々な色に染まった紅葉を愛でながら下山する
今回は目標とした負欠岩コースのスラブは降雨後と言う悪条件のため、諦めたが・・・、迂回も決して楽ではなく、むしろ乾いていれば負欠岩のスラブを登った方が楽であったように思う。
平標山は階段ばかりで不評を買ったが・・・、山頂からの素晴らしい展望を思えば、通行税の様なもの!
ともかく、紅葉真っ盛りの中、好天にも恵まれ有意義な山行を楽しむことが出来ました。
ご参加頂いた会員の皆さま、有難うございました。

紅葉を求めて 奈良倉山から鶴寝山へ

10月12日(日曜日) 秋晴れのなか奈良倉山~鶴寝山~大マテイ山~小菅の湯へと、そろそろ染まり始めた紅葉を求めて歩いて来ました。 奈良倉山の山頂に着くと、さすが「秀麗富嶽十二景」・・・、前日に初冠雪が観測され頭に雪を戴いた富士山に迎えらました。さらに、鶴寝山から大マテイ山へとブナを始め数々の巨木に出会え・・・、感嘆の声をあげながら、素晴らしい好天の中を参加者一同楽しく歩いて来ました。 そして、〆は小菅の湯へ、ほんとうに楽しい一日でした・・・。                               元木 記

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       奈良倉山の山頂から 初冠雪が観測され頭に雪を戴いた秀麗な富士の姿に見惚れる

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鶴峠から奈良倉山までは1時間あまり
他に数人の登山者がいるだけで・・・、意外と静か!

 
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鶴寝山山頂で
時間にも余裕があり、ここでゆっくりと昼食をとる・・・

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ブナの巨木
余りにも大きく、全体の写真を撮ることは出来ない。
周りには他にも多くの巨木がある・・・。

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鶴寝山から大マテイ山への道
全く手つかずの自然林だ!
今年はドングリが豊作らしい・・・。
足元はドングリの実が一杯

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そろそろ紅葉も始まっていた。
もう2~3週間もすれば、さぞや見事だろう・・・!

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棚倉小屋跡の分岐、
ここから小菅の湯に下る
大菩薩峠までは4時間余りだ・・・!

今回歩いたコースの周辺は水源林として保護されてきたためか、ブナ、ミズナラ、クリ、ホウなどの広葉樹の自然林に覆われ、数多くの巨木も見られた。また登山道は比較的なだらかな尾根道であり豊かな自然を満喫できたように思う。 下山後に立寄った「小菅の湯」は高アルカリ性で入っただけで肌がツルツルに・・・、湯上りのビールはまた格別であった・・・。

「新入会員歓迎山行」滝子山へ

9月13日(日)にこのたび新たに仲間に加わった3名の新会員さんの「歓迎山行」と言うことで中央線沿線の気軽に登れる山から、「滝子山」を選び行って来ました。参加メンバーは会の大ベテランから若手の代表まで総勢9名と、たいそう賑やかな山行となりました。コースは最もポピュラーなフタマタ沢の渓流に沿ったコースを取り、男坂から滝子山へ、さらに大谷ヶ丸を経て米背負峠から「やまと天目山温泉」に至る約15.6kmと比較的長いコースでしたが、天目山温泉に浸かることを目標に、頑張ることが出来ました。

元木 義隆 記

男坂の急な登りを喘ぎながら登る。紅葉にはまだ早いが、そこここにキノコが見え食欲をそそられる。

滝子山山頂までアト数十歩・・・。
やれやれお疲れ様でした!

僅かな時間ではあったが、我々を歓迎してくれるかのごとく、富士山が姿を見せてくれた。

昼食も終わり、coffeeも頂き、9名が勢揃い!
「はい、チーズ」

大谷ヶ丸を過ぎ、米背負峠へそろそろ、足も重くなってくる。
さあ、もう少しだ、頑張ろう・・・!

PH 11.1と言われる「天目山温泉」に浸かり、皆さん顔はツルツル。
疲れも感じさせず・・・、盛り上がる。

天候は必ずしも良いと言えず、時々怪しい雲に空が被われることもありましたが、幸運にも頂上に着く頃には富士も姿を見せてくれ・・・・、皆さん大感激! 最後までお天気も持ってくれ、申し分ない一日であったと思います。

ことに、「新しい仲間」の方々の頑張りには驚かされました・・・! 今後が楽しみです・・・。

早春の伊豆大島「三原山」へ

東京都から伊豆大島観光復興支援事業として大島航路の運賃と島内での宿泊費に対して補助金が出ることを利用して、2月21~22日に総勢9名で伊豆大島三原山に行ってきました。

久里浜港から高速ジェット船で大島元町港へ。迎えのジャンボタクシーでテキサスコースの登山口へ向かう。しばらくは樹林帯だが、30分程で砂漠地帯に出る。眼前にやっと三原山が出現し、左には裏砂漠と櫛形山も見え、振り返れば太平洋の大展望が拡がる。火口ではうっすらと噴火煙が出ており活火山だと認識する。剣ケ峰で記念写真を撮った後、火口展望場に向かう。山頂からは利島が眼前に見えたが春霞のため新島と神津島らしき島はうっすらとしてはっきりとは見えなかった。火口展望場(705m)は1986年の噴火口が明確で当時に思いを馳せながら、三原山頂口コースから下山、一路ご馳走の待つ民宿「椿山」へ。                   by  motoki

久里浜港から高速ジェット船で伊豆大島へ
行ってきます・・・!まるで遠足のような雰囲気
テキサスコースから剣ヶ峰へ春霞のため富士山は望めず天城連山がかすかに望まれる・・・
剣ヶ峰で
1986年の噴火口火山の持つ物凄いエネルギーに圧倒される
火口展望台で
二日目は時折小雨降る生憎のお天気であったが、もう一つの登山コース「月と砂漠ライン」へ。登山口からから10分ほどのところにある第一展望台までは皆で行った。ここが「もくせい号」の遭難場所であったことを知る。ガスと小雨で展望も悪く、次の第二展望台までは数人が登っただけだった。
   「月と砂漠」ラインは荒涼とした世界だ・・・!
   第二展望台で風がすごく強く早々に下山
(コースタイム)

2/21 八王子6:57→久里浜港9:15→元町港10:15→テキサス登山口11:40→昼食→剣ケ峰13:50→火口展望場14:40→三原山登山口15:40→民宿「椿山」16:40

2/22  民宿「椿山」9:00→大島見学→岡田港16:30→伊東17:05~17:44→八王子20:20

雪山ハイク、杓子山1598m(道志山塊)

2015年2月8日(日) 雪山ハイキング 7名参加

南側に広がる白銀の富士山を眺めながらのハイキングのつもりが生憎の天気で、10時頃から雪が降りだし、杓子山に登り着いた頃には視界50m位の大雪。
南側の内野へ山中湖めがけて鹿留山から下る予定を止めて、エスケープルートとした不動の湯へ下り、雪が止んだ頃に約5km車道歩いて月江寺駅到着。
大月駅前の居酒屋で思わぬ雪中行軍のお疲れさん会で締めくくりました。 (記 washi)

タクシーで鳥居地峠まで入山
雪はまだ本降りでない。
富士山は見えず、代わりに南側の山中湖脇にあるファナックの黄色い工場がモノクロ景色の忍野村で目立っていました。
杓子山到着。 さむい寒い。
立ちながら昼食。
山頂の鐘を鳴らして、撤退する。
来た道を、おおざす峠まで戻ります。
今頃、八王子は冷たい雨かな。
不動の湯へ下山。
林道は一部分凍結の上に降雪の為か、5本爪の軽アイゼンだと思わぬ所で滑ります。
100年来の歴史ある硯水不動尊の湧水を使った不動湯に着く頃は雪も止み、
トイレ休憩だけで里から街へ歩き通します。
月江寺駅界隈は、昭和の街として有名です。
昔、絹織物で栄えた街が、戦後進駐軍相手の歓楽街としての名残を残し、趣むきがあります。
着いた時間が早くて、夕日さす街の飲み屋さんはどこもまだ開いてませんでした。
(コースタイム)

高尾駅 6:42 —大月駅 7:22—富士山駅 8:05(タクシー)—鳥居地峠 8:40→高座山→おおざす峠→杓子山(昼食)→おおざす峠→不動の湯→月江寺駅 15:35—大月駅(打上げ) —高尾駅 19時頃