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健康長寿 「餅つき会」

1月31日(日曜日)に山荘に会員18名が集い、今年もまた健康長寿を願って「餅つき会」を開催いたしました。餅つきが始まる頃には天候も回復してきて、お餅、お酒、手料理に話も弾み・・・、大いに盛り上がりました。                                                                                                                  by taro-san

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お餅も出来上がり、参加者全員で健康長寿を願い「乾杯」
OLYMPUS DIGITAL CAMERA参加者が18名と多いため、餅米は三升を用意しました。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA神聖な気持ちで・・・「杵打ち始めの儀」
OLYMPUS DIGITAL CAMERA呼吸もぴったり・・・、流石、手つきも良いですねぇ!
OLYMPUS DIGITAL CAMERA 二臼目
熊谷会長も「ヨイショ・・・!」
OLYMPUS DIGITAL CAMERAしっかり延ばし、お土産の切り餅を人数分作る。
あとは、あんこ餅、黄な粉餅、辛み餅に・・・。


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会の財産として誇りを!

夏もそろそろ終ろうと言う、8月30日に恒例の「暑気払い」を行ないました。この日は朝からの生憎の雨にもかかわらず、会員・会友・OBに加え、八岳連加盟山岳会からも4名のゲストが参加し、総勢40名となりました。昭和39年会創立5周年事業として建設、その後10周年事業にて拡充され当時のお金約70万円の会員の浄財が投資されました会の貴重な財産です。9月には毎年ご家族を招待し100名の規模で「山荘祭」が開催されていました。私は総務担当でしたのでその準備は大変でしたが皆さんにも喜んでいただき良い思い出となっています。
夏の終わりに実施されてきました「暑気払いバーベキュー大会」、もう20年ぐらいになるでしょうか、各夏山山行終了の無事を喜び、美味しい焼肉を食しながら会員の交流懇親が開催趣旨です。今後も身近なゲストを招き、夏の終わりの1日を楽しんでいきますし同時に行う装備点検も大切なことですので毎年8月の最後の日曜日は予定していてください。会員は許可を得て自由に使うこともできますことを記しておきます。

会長 熊谷 博 記


バーベキュー大会

集合写真

/home/haccho/www/haccho jp/wp/wp content/uploads/2015/10/151017 dscn0990 朝のミーティング
役割分担や時間配分など綿密な確認を行った。
DSCN0993 女性会員は下準備に大わらわ
DSCN1012 山荘内の神棚も埃を落とし、榊も交換する

 

DSCN1022 新たに購入した簡易担架のテスト風景
DSCN1037 雨のため装備点検は山荘内で行った。
ロープ・テント・火器などの点検風景
DSCN1057 「綱引き」
景品に釣られてか・・・? 皆、真剣!
DSCN1063 いよいよお待ちかねの「バーベキュー大会」
牛肉の他に豚肉、ソーセージ、野菜、焼きそば、新秋刀魚まで
DSCN1066 生ビールが30リットル、酒どころの銘酒が3本、芋焼酎が1本
サトウキビの焼酎まで・・・全て平らげる!
DSCN1075 恒例の「オークション」に会場も熱気・・・!
会員の皆さんが持ち寄った‘品々’が飛ぶように売れてゆく・・・
ご提供くださった方、買って頂いた皆さま、有難うございました!
OLYMPUS DIGITAL CAMERA 新しい仲間たち
左から、木内さん、山崎聖さん、佐藤文さん、吉田さん

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山の会山行の楽しさここにあり・継承を!

12月の第一土日曜日の忘年山行、会恒例行事として実施するようになって17~18年ぐらいだろうかすっかり定着した。山域はもちろん宿泊宿、内容も毎年変え変化も求めてきました。

 

  今年も予定通り12月1~2日、奥多摩の山としコースは自由に、宿泊はバンガローとし当日参加も可となり合計30名と今までにない参加者にバンガローは夜遅くまで熱気に包まれていました。


健脚コースは五日市から入り大岳山~鋸尾根へ、楽なコースは?奥多摩湖までのむかし道、鳩ノ巣渓谷歩き、私たち6名はバンガローに車を置き鋸山から山頂、天地山経由でバンガローに戻るコースだ。

 名のとおりやせ尾根、鎖場もある


寒いさむいと思っていたらいつの間にか雪・・・・・。

山頂、それでも3~4パーティ15人ぐらいいただろうか、寒いのでゆっくり休んでもいられない。

大岳コースのメンバーと携帯がつながり今山頂より下ったとのこと、順調だ。ひと安心する。


天地山コースは表示は行き止まりとなっている。当然道ははっきりしないところもあるがやせ尾根、通常なら迷わない、それに私はこんなところが好きだし毎年の研修が生かされるはずだ。なによりも完璧なのはM氏はJPSを完全に使いこなしている。

ルートを読み込ませ道を間違えたら警告音を鳴らしてくれるのだ。これからの山登りの上級レベルは最近の山道具の様々なアイテムはもちろん多少難しい文明の機器など使いこなすことができなければ一人前の登山者として認められないかもしれない。なんでも一人前とは大変です。


天地山山頂、雪もすっかり止み晴れ間が出てきた。奥多摩の街も見ることができます

予定通りバンガローには集合時間の3時30分着、なんとすでに大勢いるではないか?もう1時すぐから待っている人もいる。早すぎる。


パーティ開始は5時予定であったが多くのメンバーは待ちきれず早めろと、4時30分より飲み始め

7時ごろには全員集合あらためて乾杯だ。    (バンガロー内写真撮影は元木氏)


今回準備担当は食料買いだし、会装備のなべなどを持ち込みだ。

会友の参加や、夜だけの参加者もいたが楽しい忘年山行となり御礼を述べさせていただいた

席がいっぱい、近親感があってよいかもしれない


さわやかな朝、氷川バンガローでは一番大きいバンガローで35人用、丁度良かった。

朝食を済ませ、帰る人もいるが今日は本仁田山へハイキングだ。


本仁田山山頂、寒いのでゆっくり休んでもいられない

急坂だが落ち葉を踏みながらの登山道も今の季節だけだ。メンバーはそれぞれ1年を振り返り思いおもいに下山しているのだろう。ずっと話し声と笑いがあった。I氏は病み上がりでもありましたがほぼ完全復帰できた。仲間としてこんなにうれしいことはない。

予定通り1時過ぎ奥多摩駅到着、ここで一応解散、それぞれ車、電車にて明るいうちに八王子に帰った。

 

 十分に目的を達することができた有意義な2日間でした。準備に関わったすべての関係者、会友の参加者、又当日だけでも参加としてくれたメンバーそれぞれにあらためて感謝したい、会は当然、企画者、担当者はいつも楽しく、喜んでもらえるようにと苦労しています。会員の心もちひとつで会はまた変わります。次回の全員集合は新しい年、新春山話会となります。

 年内まだ山話会が2回、役員会が1回、数回の山行計画があります。すでに寒波が列島に入り来年は雪が多そうな気がします。健康管理、安全登山への心構えはもちろん体力への過自信などもってのほか、多くの事故例が物語っています。

「陸続きのどんな高い山に登っても難しい岩を登ってもそのことにどんな意味があるのか、それよりも私たちは多くの仲間たちと安全でより楽しい登山をすることが真髄である」と創立者の城所氏は53年前に有志と立ち上げた会です。今でこそ納得理解する人もいでるしょうが当時は命知らず、山で死ぬのは本望など広言する人はざら、そんなの山男でないとか、メンバー間の口論などしょっちゅうとか、私が入会時は顧問でした。18歳年上でしたが可愛がっていただき山話会の帰りに喫茶店でよく話を聞かせていただきました。もちろんそれらの考えに異論もありましょうしすべてではありません。しかし創立より現在の長きに渡り兄弟会・新八王子山の会と共に地元山岳会の双璧として60名以上の会員を有し他の追随を許さず活動を続けているのも事実であります。その言葉の数々をよく十分に理解できたのは結婚、独立後しばらくたち再び会活動に関わった40歳ぐらいかもしれません。つまり先人は50年先を読み存続を願い、それらを見据えて会づくりを実現されたのです。

     会長  熊谷 博

八王子山の会は安全登山実践を徹底します

当会では10数年前より会山行の無事故、無トラブル、無遭難を願い本格的に遭難対策活動に取り組みました。以来継続的に発展的にレベルアップをしながら訓練研修を重ねながらも数年前よりは八王子市山岳連盟にも門を広げ今年度よりは一般市民にも呼びかけこの活動が会の貢献活動になっています。

 

 今年度は10月30日、市民体育館にて安全登山講習会として遭難事故対策のエキスパートである渡辺輝男氏を招き市民を含め84名の出席を得て会場は満席でした。又山岳事故対処研修は11月18日市民を含め約60名の参加をもって実施されます。

  今年度は初級、中級と分け、行動も別になる為数度にわたって早朝登山によって下見実踏を重ね、昨日(11日)スタッフと共に忙しい中そして曇天でしたが事前研修を敢行しました。

 

 


 2つの会議室が満員、みなさんしっかりとメモを取り、真剣に聞いていました

 日本山岳協会の遭難対策常任委員活動にて全国に講演活動、実技指導に当たっています。

非常にわかりやすく実践的でした。


 11月11日、岳連メンバースタッフと共に活動開始、八王子城山より富士見台を舞台に一周する研修です

 ロープ操作などの指導員研修

 二手に分かれ一般登山道を離れ沢すじより富士見台へ

 ルートファインデングは何よりも経験!と感!

ハンディGPSはあれば完璧ですが


 富士見台山頂、曇天ですが汗びっしょりです

 八王子城山山頂、静かでした。天気予報通り2時30分より小雨急いで下山

 40年来の友人が登山口近くで経営している「海の塔」にて昨年同様最後のミーテイング、温かいコーヒーとケーキが心を和ませ温かくしてくれました

 来月からは本格的な雪山、しっかりとしたリーダーと共に自らも知識、実践研修を重ね安全登山を楽しみ、より良い人生に思い出と花?を咲かせましょう。

 

 1昨年4月、北アルプス八方尾根唐松岳雪上研修より

 

 いつでも、だれでも、どこでも思いがけなくあるのが事故災害です。しかし心構えと知識の積み重ね、自然の理にかなった行動によってかなりの部分が軽減されるのは明らかです。ましてや事故対応、対処などの訓練経験があれば言うまでもありません。実力以上の山行は慎まなければならないし、思い上がった行動や批判めいた言動などもってのほか、年齢相応の信頼される岳人として心しておきたいものです。

  登山行動は自己責任は当然としながらも会としては常にそれらのチャンスを提供、自覚、実践を求めます。無トラブル、無事故、無遭難は家族、友人はもとより社会にも無用な迷惑をかけないみんなの願いです。                                                                      会長  熊谷 博

 

遭難対策研修・八王子城山偵察行

 山岳事故、遭難対策は私たち岳人にとって、特にリーダークラスにとっては永遠の課題だ。平成12年より本格的に取り組んだ遭難対策事業もすでに14年目になるがまだまだ手を抜くわけにはいかない。

 過去会創立以来52年間遭難死亡事故2件3名、遭難大事故数件、小ケガや下山遅れ、トラブルは数十件だろうか、幸い平成時代、長い間大事故や遭難はほとんどないが個人はもちろん、会にとって緊張感が緩んだ時が一番危ない、リスクの高い登山活動はややもすると以前より減ったかもしれないが、会員が年齢を重ねた分、体力が落ちた分、緊張感が少なくなった分むしろ可能性が高いと考えるべきであろう

 

 そんな事故や遭難を防ぐべく今年も会はもちろん、八岳連として取り組むべくすでに準備に入り、協議を重ねています。個人的にも学習、研究を続け先月は2回実踏、今朝(10月2日)再び偵察に出かけた。

 5時前に起床、身支度を手早く済ませ、車を15分ほど走らせると登山口だ。6時前福善寺前を通り御主殿方面に行く

 
 御主殿の遺構工事中、昨年開会オリエンテーションをしたところだが今年は立ち入り禁止、わきを通り沢筋に入る
 
 彼岸花が目を引く
 
 昨年ビバーク研修をしたところだ。もちろん人なんか通るところではないが、直進する。上部ではもう汗がびっしょりだ。
 
 数メートルの岩場があり、「危険地通過」の研修に使いそうだ。20分ほどで登山道に出る。そこからはいつものように裏から山頂に向かう
 
 本丸跡、昨年の集合場所、「各班協力して、本丸を目指して行きましょう!」今年はどのような設定にするか思案中だ!!
 
 山頂広場、かすんで遠方の視界はない。もちろん誰もいない。しばらく今日の予定やら課題など思案下山する
 
 八王子神社は静まり返っている。いちょうの実、ぎんなんがすでにいくつか落ちている。今月及び来月もはまだ何度か来るようになる。
 
 一般登山道を外れて下山、15分ほどで下に着いた。八王子城址ガイダンスは工事中だが外見は完成、現在内装仕上げ中だ、10月20日にはオープンする
 
 バス折り返し場が新設されたが、定期バスが入るのだろうか?
 

 

 午前8時過ぎには帰宅、約3時間の朝のトレーニングだ。シャワーを浴び、朝食後9時に事務室に入った。今日は仕事も忙しい。

                     会長  熊谷 博