【初めに】 2002年の5月連休に室堂~五色ヶ原~薬師~黒部五郎~双六まで単独ツェルト5泊で25kg背負い山スキー縦走した(鷲)ですが、槍ヶ岳は行けなかったので、2014年春オートルートを繋ぐ計画を実行しました。
計画では、新穂高温泉~双六冬季小屋~西鎌尾根~槍ヶ岳~大喰岳→横尾本谷滑降~上高地の予定でしたが↓
5/2 今回も単独。新宿前夜発23時の直行バスで岐阜県の新穂高温泉から入山。
5/3 夕立の為ホワイトアウト、弓折岳付近でツェルト泊。
5/4 双六の冬季開放小屋に登るも西鎌尾根へは時間切れ、晴天なのに小屋泊まり。
5/5 吹雪なので停滞。予備日を使う。
5/6 早朝まだ風強いなか、きわどい西鎌尾根をピッケルアイゼン信頼し命を預け槍ヶ岳山荘へ。12時間行動。
5/7 本日は平日。スキー滑走面故障の為、無理せず槍沢を滑降。小梨平で入浴のち上高地からバス電車で下山。
【感想】 単独なので覚悟して挑戦したが、西鎌尾根は山スキーの日本オートルートでは難関です。
天候によりナイフリッジとなる稜線や新雪時の急斜面トラバースなど、パーティ同士ロープ結索が必要な箇所が出てきます。
今回は、ショートスキーにアルミスコップや高価な乾燥牛飯アルファ米などで軽量化を図るが無線機やビーコン等でどうしても荷は15kgを超えてました。
長いスキー板を駆使して、立山から槍まで通しで出来る人は真に熟達者です。
今回無事に下山出来て家族、山の会、勤務先等との繋がり、日常に改めて感謝するのでした。
【記 washi】
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地球温暖化が静かに進行している中で暑かった今年も早や12月。今回の忘年山行は電車で行ける熱海の岩戸山734mと、玄岳798mを設定して頂きました。一日目は約6時間行動。二日目は約4時間半行動。参加者は総勢20名で大きなトラブルも無く楽しんで来ました。(記 washi)
平成25年師走。山梨百名山の黒富士1635mにwatouさん念願の天然記念物燕岩岩脈ルートから計3名で登ってきました。車道から燕岩岩脈の末端雑木林に取り付き傾斜はきついが冬枯れで見通しのきく細い尾根を登ります。所々岩稜が現れるが慎重に通過。沢ルート合流の鞍部から先の尾根岩壁は切れ落ちているので、北側斜面から回り込んで再び尾根に立つのに1回だけロープを使いました。尾根に出ても相変わらず傾斜はきついが危険はなく、3時間で黒富士山頂に立つ事ができました。山頂から登ってきた箇所を振り返ると崖ヤブにしか見えず、ここがルートとは想像も出来ないのでした。帰途は桝形山に登り、黒富士峠から駐車させて頂いたキャンプ場のマウントピア黒平に帰って来ました。 (記washi) 黒平9:10→燕岩基部9:40→鞍部11:15→黒富士12:40→桝形山14:00→黒富士峠14:30→黒平15:40