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奥秩父 ナメラ沢の秋 (2021年11月 7日)


 感染症の状況がどうにか落ち着いて会山行が行えるようになった11月、紅葉の渓谷を期待して3名で初級の沢に行って来ました。                         washi)記




0.ナメラ沢地図【行程概要】
11/7(日) 八王子駅南口 6:30(マイカー利用)⇒高尾山IC⇒勝沼IC⇒雁坂トンネル山梨側駐車場 8:35~:50→沓切橋→峠沢から戻りナメラ沢入渓10:00→二俣先の1650m右岸枝沢へ出渓13:00→青笹尾根1855m四等三角点14:20→尾根南下し国道140号出て駐車場16:00~:40⇒勝沼IC⇒高尾山IC⇒八王子駅南口20:00
1.藻が薄く張って滑る
駐車場から林道を1時間以上歩き、雁坂峠登山道から峠沢に降りる。50mほど下ると出合うナメラ沢に入渓。すぐ出る5m堰堤状滝を越え、過去の研修では度々時間切れで引き返していた中ノ沢の分岐を過ぎると気持ちの良いナメ滝が続く。でも赤く色付いた藻が薄く張ってフェルト底でないラバーの渓流シューズだと滑って辛い。
2.二俣で西側本流入ってすぐ、ここから枝沢を西の尾根へ 画像下部の二俣を過ぎ、ここから西側の枝沢を詰め青笹尾根へ這い上がる。
(今回心配していたほど水は冷たくなかった)
3.青笹尾根の西隣のヌク沢遠望尾根に出て少し上に登ると、西隣にヌク沢が見える。
4.ヌク沢大滝三段230m拡大望遠で見たヌク沢大滝三段230m
5.(参考)ヌク沢大滝(ヌク沢大滝の参考画像)
6.切り開き上部での憩い青笹尾根下って行くと現れる切り開きで一休み。
7.黒岳の奥上に富士山切り開き方向のはるか彼方、御坂山塊黒岳の奥に富士山が見える。
8.青笹尾根の切り開き紅葉を見ながら快適に降る。
9.青笹尾根下部は急降下ところが下るにつれ傾斜がきつくなり滑ったら危険。
10.鶏冠山大橋は欄干低く落ちそうで怖い国道140号秩父往還彩甲斐街道に出て鶏冠山大橋を駐車場へ戻る。低い欄干から下を覗くと吸い込まれそうに高い。
(今回もお疲れ様でした!)



八王子みなみ野の里山歩き(七国峠~陽田川谷戸)

例年なら甲州街道沿いでは「いちょう祭り」が行われている時季ですが
感染症拡大を懸念して自粛。よく晴れた晩秋の日曜日、以前5/17に3名で歩いた里山を
今回は7名で歩いて来ました。                      washi 記

八王子みなみ野駅に集合し、片倉のつどいの森公園へ。災害時物資運搬拠点として整備された高台のひろぉーい公園から奥多摩の山並みが見渡せます。富士山が雲に隠れて見えないのが残念。すぐ東側の片倉城跡を抜けて湯殿川へ降ります。川には青鷺や鵜がいました。

ひと昔前まで生活用水で汚れていた湯殿川も真っ直ぐな護岸に河川整備され、ジョギングや散歩が楽しめる憩いの流域となっています。

 

 

昔ながらの小比企の畑道を子牛が運ばれてました。

 

 

小比企町の畑とサザンスカイタワー

 

 

紅葉の栃谷戸公園から大船町の東側丘陵を七国峠へと辿ります。

 

 

七国峠は、八王子ニュータウンの造成前までほとんど藪に覆われて訪れる人も僅かな寂しい場所でした。

 

七国山の南斜面を流れる陽田川沿いの農園は丸山谷戸山の会はじめ地域の方が整備されていらっしゃるようです。今回も一画をお借りして休みました。風があったのですが初冬の陽ざしなので我慢できます。此処には獣魂碑があり昔、丸山養豚協業があったそうです。

かわらけ谷戸には素焼き陶器の窯があったそうで破片が多数見つかっているそうです。ここから東京造形大学の東側の宇津貫町を北へ辿り横浜線沿いに陽が傾く前に八王子みなみ野駅へ戻ってきました。

奥多摩 丹波川 小常木谷 2020年9月26日

どうやら沢登りの魅力にとりつかれたK,A,Wの3名が調子のってるうちに今度は岩登り要素の強い小常木谷の計画を会に提出したところ、十分注意する条件で承認されたので行って来ました。案の定ロープワークに手間取り、予定より2時間プラスで11時間行動となってしまい、夜20時の下山連絡となった事で会にご心配お掛けしてしまい申し訳ありませんでした。通常は交通不便な奥多摩なので前夜発早朝行動なのですが、感染症対策のため車中泊もままならず電車都合とマイカー便乗のため入山は9時でした。出発地の余慶橋からは伐採用なのか山仕事用の立派なモノレールが熊倉尾根へ延びていたので途中まで登山道をたどった我らは何回もレールを跨ぎながら歩く事となりました。置草履の悪場と呼ばれる連続して滝が続く箇所がこの沢の醍醐味で、過ぎた頃には暗くなってきたので岩岳沢から尾根へ這い上がりヘッドランプの明かりを頼りに登山道を下山。いい経験ができました。
                                      washi 記

兆子滝10mは右岸(左壁)を登る。残置ピトンがあり助かる。上部の立木まで登り落口まで懸垂下降する。   (10:40~11:40)
兆子滝上部からセカンドの登攀を確保。上手く登っている。
不動滝12mは左岸のルンゼを登りその上の5m滝も高巻き懸垂で沢床へ降りた。(12:55~14:00)
不動滝左岸のルンゼを登る2人。沢靴がフェルトでなくゴム底なので滑り易く登りにくいようだ。
不動滝とその上の小滝を高巻きして懸垂下降し沢床へ戻る。
大滝2段18mは右岸(左壁)を登る。(14:15~15:30)
残置ピトンに掛けた捨てスリングが手掛りで助かる。上部の岩は少しかぶっていて乗り越すのに手間取る。
下部7m上部8mのネジレ滝は左壁を登る様だが、小雨で濡れており時間ないので左岸のカンテ状を高巻く。(15:55~16:30)
岩岳沢が右岸から流れ込んでいる。暗くなって来たので急いで岩岳沢から下山道のある尾根めざして這い上がる事にした。(16:40)
尾根に出たのが18:00、ヘッドランプ灯して下山し国道に戻ったのが20:10、お疲れ様でした。

 

 

 

 

多摩川上流丹波川遡行 2020年9月19日

奥多摩湖から約10km西の青梅街道沿い多摩川上流丹波川を2km。寒くなる前に遡行して来ました。先週9/13(日)に水根沢へ行ったメンバーW,A,Kの3名は感染症対策で密にならないようマイカー2台で三条新橋渡ってすぐの泉水谷林道ゲート手前に駐車。他に登山者や釣り人の車が7台ほど停まっていました。夏は蚊が多く沢支度してるうちに靴下の上から?20箇所も刺されてしまいました。ここは虫除けより殺虫スプレーが必要です。気温20度位で無風なので水温低くてもまだ我慢出来ます。でも曇り空の谷底には陽が時々しか差し込まず泳いだ後の順番待ちでは寒くて震えます。水を吸わないウールや乾式アクリルセーター、ポリプロピレンの下着を着こみましたが、セパレートの薄手ウエットスーツやライフジャケットがあればなお良いです。短い距離なので泳ぎに邪魔なザックは背負わずほぼ空荷で38mロープ肩に掛け入渓したのが 8:40。4時間遡行し国道411号に上がって車に戻ったのが13:40でした。今回も足並み揃ったメンバーだったので安心して行動出来て大感謝でした。                               記)washi

犬戻り淵 9:00
平水量なので右岸をヤツメウナギの様に伝い泳ぎ突破。
水流あるときは左岸からジャンプして右岸上流に取り付く。
坊主淵 9:15
左岸に渉り川中の足掛かりで壁をへつり上流で右岸に渉る。

手取淵 通過 9:30~10:20
ここも左岸を急流の中の足掛かりで壁をへつり上流で右岸に渉る。ここではロープを使い流れても溺れないように緩やかに確保する。

手取淵上流 10:15
激流を慎重に右岸へ渉る。

胴木滝上部 10:35
左岸から登る。

丸山入道淵 11:15~11:45
3年前は左岸を泳いで突破出来たWも今回は水流に逆らえず、右岸を高巻いて左岸に渉る。後続はロープにて伝い泳ぎ来てもらう。

丸山入道淵 11:40
待ってもらっていた2人は泳いで来て寒さに震えている。
水源監視塔 12:10
銚子滝 12:30
左岸北側から一之瀬川を合流した先にある滝。今回も登らずその先のオイラン淵の滝も見なかった。
北側の一之瀬川に入り、ひと昔前の国道の橋脚跡へ登りつめる。そこからはオイラン淵の滝が垣間見える。ここから青梅街道を車まで沢靴のまま戻った。
幸い雨にも降られず、お疲れ様でした。

奥秩父ヌク沢の下見2020.7.18

 会山行が解除となり、沢登り研修の下見として「密」を避け電車とバスで奥秩父西沢渓谷途中のヌク沢に行って来ました。ヌク沢は上部に300m大滝があり手強いが、下部の距離1.5km高低差200mなら2時間の手軽な遡行が楽しめます。梅雨時の小雨のせいか例年なら路線バスは満員なのに我ら4名の他はたった1名でした。でも今回は珍しく入渓パーティが1班先行していました。当方も久しぶりだというのに皆軽い身のこなし様で頼もしい限りでした。8月上旬の本番も期待できます。       

washi 記

↑笛吹川 西沢渓谷 途中にあるヌク沢

塩山駅8:30発 西沢渓谷終点 9:30。バス停から先のトイレのある園地で沢支度。一瞬の晴れ間があったが終始小雨。10:40にヌク沢橋から入渓しました。
この写真では見えてない最下部の滝で、今回唯一左岸にロープ張って登りました。  (11:30)
枝沢分岐地点のナメも水量多かったが快適に登れました。(11:50)
晴天なら美しい幅広滝も雨の為か、沢床が輝いていませんでした。(11:55)
この6m滝は直登できず左岸をここよりも下部から高巻きします。(12:10)

近丸新道が横断する地点で遡行打ち切り。(12:30昼食13:05下山開始) ガラス材料等の珪石採掘用トロッコ跡が今も残っています。

終バス1本前の14:40に乗り帰途へ。途中下車して駅北側の塩山温泉に立ち寄りました。加温循環濾過ですがアルカリ性でつるつるし、すっきりして帰りました。