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甲斐駒ヶ岳~仙丈ヶ岳~塩見岳~三伏峠

8月11~15日に富山湾から駿河湾へ「日本アルプス大縦走」シリーズの第5弾として、甲斐駒ヶ岳~仙丈ヶ岳~仙塩尾根~塩見岳~三伏峠の約50kmを鷲林さんと歩いてきま した。5日間とも好天というめったにない幸運に恵まれ、山頂に立つ度に少しずつ変わる日本アルプスの大展望を心行くまで堪能できました。

元木 記

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仙塩尾根 北荒川岳から見る塩見岳
IMG_05321日目 黒戸尾根を登り七丈小屋へ
急なハシゴとキツイ岩場の登りが続く
秋山さんと井上さんは甲斐駒登頂が目的だ・・・
IMG_05282日目 七丈小屋から山頂へ
ようやく八合目御来迎場に着く
素晴らしいお天気だ・・・
振り返ると、八ヶ岳連山が黒いシルエットとなって横たわっている
山頂まであと一息だ!
IMG_0534山頂からの眺望
雲海に浮かぶ鳳凰三山と富士
地蔵岳のオベリスクの穂先が富士と重なる
IMG_0540まるで別世界のイメージ・・・
念願の叶った秋山さん、井上さんは北沢峠からこの日に帰王
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北沢峠で
仙丈ヶ岳登頂を目指す市村さん、青木さんと合流
この日は仙丈小屋の混雑を避けて馬の背ヒュッテ泊りだ

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3日目 仙丈ヶ岳から熊の平へ
雲海を染めて昇る日の出を拝む
仙丈ヶ岳の登りで

IMG_0564間ノ岳と農鳥岳がぽっかりと雲海に浮かぶ
今日も素晴らしいお天気だ
仙丈ヶ岳山頂から
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仙丈ヶ岳山頂で
小仙丈~大平山荘~北沢峠へと下山する市村さんと青木さんに見送られ、我々は仙塩尾根から熊の平~塩見への長いロードへ出発!

IMG_0576仙塩尾根の最初のピーク 大仙丈ヶ岳で
ここまで来ると高山植物が目につく
大仙丈の下り、ハイマツ帯でライチョウの親子に出会う
IMG_0581伊那荒倉岳2519mの山頂
三等三角点 点名「荒倉岳」
周囲は樹林帯で視界は全くない
壊れかけた標識が置かれているだけ・・・
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4日目 熊の平小屋から塩見岳~三伏峠へ
夜半、3,000m近い高所から澄み切った夜空に繰り広げられる「流星群」のショーに見とれました・・・。
写真は北荒川岳と北俣岳のちょうど中間点通称ビューポイント(2,739m)から望む塩見岳です。
ピラミッド形の山頂がよく目立ちます。

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塩見岳東峰の登り
ゆったりと流れる夏雲の白さに、疲れを忘れる・・・。
東峰の標高は3,052mであるが、塩見岳の標高は三角点の置かれている西峰の3,047mとなっている。

IMG_0635塩見岳西峰山頂で
二等三角点が置かれていた。
遠く富士山が望まれる・・・。
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三伏峠小屋のテン場で
岩本さん、矢崎さんと合流し、大いに盛り上がる!
この日の夜は初めて雨となり、鷲林さんのツェルトが浸水する

 

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5日目 三伏峠から鳥倉登山口へ
鳥倉林道から塩見岳を望む
明け方には雨も上がり、下山する頃には青空が顔を覗かせる
岩本さん、矢崎さんがどこかを登っているハズである
長い山旅の無事に感謝しつつ一路 Goalへ・・・!

コースタイム

8/11 八王子5:52⇒高尾6:14⇒8:15日野春⇒タクシー⇒8:40竹宇駒ケ岳神社8:50→10:45横手分岐
→13:20刀利天狗→14:25五合目小屋跡→15:45七丈小屋                              七丈小屋(泊)

8/12 七丈小屋5:50→6:40八号目御来迎場→8:20甲斐駒8:40→9:45駒津峰→11:55北沢峠12:58→
14:40大滝の頭→15:35馬ノ背ヒュッテ                                                        馬ノ背ヒュッテ(泊)  

8/13 馬ノ背ヒュッテ5:00→6:05仙丈ヶ岳6:15→6:45大仙丈ヶ岳→9:00高望池 →10:20横川岳→
10:48野呂川越→14:50三峰岳→15:44農鳥分岐→16:05熊の平小屋             熊の平小屋(泊)

8/14 熊の平小屋5:30→6:30竜尾見晴→8:16北荒川岳→10:20北俣岳分岐→11:03塩見岳東峰→
11:20塩見岳西峰→12:20塩見小屋12:57→14:42木谷山→16:20三伏峠小屋          三伏峠小屋(泊)

8/15 三伏峠6:30→8:18鳥倉登山口9:10⇒⇒11:00伊那大島駅

大沢山~大洞山~笹子峠 破線コース地図読み山行

7月31日 大沢山~ポッコノ頭~摺針峠~大洞山~カヤノキビラノ頭~中尾根ノ頭~笹子峠関東の梅雨明けが遅れて宣言されました。当日は雨模様の天気予報でしたが、予報は全く外れ快晴の天気だった。
このコースは17kmのロングトレイルでしたが新しい会員も一緒に歩き通しました。

山下日 記

 

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大沢山山頂での記念写真

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夏雲湧く大沢山からの富士山

 

 OLYMPUS DIGITAL CAMERAアップダウンが続く縦走路
上りでの一コマ
 DSCN2928カヤノキビラノ頭に設置された
粋な案内看板

コースタイム
笹子駅7:45→大沢山11:00→ポッコノ頭11:52→摺針峠13:05→大洞山
13:28→笹子トンネル14:59→笹子駅16:54

本社ヶ丸から鶴ヶ鳥屋山へ

  7月16~17日に北岳への山行を計画していたが、生憎と前線が停滞し山頂付近は天候の悪化が予想されたため中止にしたが、幸い17日は関東周辺の天候はまぁまぁ・・・、と云うことでしたので、個人山行ですが井上さんと笹子駅→清八峠~本社ヶ丸~角研山~鶴ヶ鳥屋山(つるがとややま)→初狩駅の約17.5kmを歩いてきました。
本社ヶ丸の登りの岩場からは、待望の富士山と三つ峠山が眼前に・・・!本社ヶ丸山頂からは富士山、三つ峠・御巣鷹山は指呼の距離・・・、大菩薩連嶺~小金沢山~黒岳~雁ヶ腹摺山~姥子山など最近の★会山行で歩いた峰々も雲の切れ目から見えたし、間近には笹子雁ヶ腹摺山と滝子山も望むことが出来た。   

by taro-san

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本社ヶ丸山頂から  富士山と三つ峠山・御巣鷹山を眺める
IMG_0488秀麗富嶽十二景、本社ヶ丸山頂
ご覧のように青空がになる・・・
IMG_0482富士にたなびく雲は容易には切れそうもない
しばらく待ったが諦めて、鶴ヶ鳥屋山に向かう
IMG_0479登山道に点在するブナの大木
中には岩の隙間に根を広げるブナもあった
IMG_0491鶴ヶ鳥屋山山頂
視界の無い山頂だ・・・!
樹林を抜けてくる風が何とも心地良い

(コースタイム)
笹子駅7:38→追分→8:38変電所→9:05林道終点→10:03清八峠→10:45本社ヶ丸11:25→11:55鉄塔→12:15角研山12:25→13:25鶴ヶ鳥屋山13:40→14:23 恩629石標 →15:32林道出合→16:03初狩駅
歩行距離約:17.5km、歩行時間:約7hr、実行動時間:8hr

 

雁ヶ腹摺山~姥子山から金山鉱泉へ

6月19日 「秀麗富嶽十二景」の一つに選定されている雁ヶ腹摺山と姥子山(どちらも一番山頂)に行ってきました。雁ヶ腹摺山は五百円札の裏面に印刷されている富士山の撮影地として有名です。
天気予報が外れてくれることを祈っていたのですが、朝のうちこそ少しは晴れ間も見えていましたが、登り始めるころには曇り空に変わるという生憎のお天気に、お目当ての富士山はほんのわずかに輪郭が分る程度で・・・ちょっと残念でしたが、変化に富んだ行程で飽きることもなく、また手付かずの美しい自然を存分に満喫することができ、楽しい充実した山行となりました。

元木 記

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 「秀麗富嶽十二景」 一番山頂  姥子山で
OLYMPUS DIGITAL CAMERA湯ノ沢峠から白谷丸を過ぎると、やがて黒岳に着く
雲が少しずつ厚くなってきたようだ・・・
それでも、まだ周囲の山々の輪郭はハッキリと見える
OLYMPUS DIGITAL CAMERA黒岳分岐から赤岩ノ丸の辺り咲くツツジ
ヤマツツジだろうか?
OLYMPUS DIGITAL CAMERA大峠(オオドウミ)から雁ヶ腹摺山への登り
「御硯水」は涸れてはいなかったが、水量はかなり少ない
コップが一杯になるまで根気よく待って、一気に飲み干す・・・
“美味い!”
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雁ヶ腹摺山山頂で
生憎の曇り空・・・、何とか三ッ峠と滝子山、鶴ヶ鳥屋山は判別できたが、富士山は輪郭がぼんやりと見えるだけであった
山頂付近はすごい数の虫が群がってくるので、すぐに退散する

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姥子山(西峰)、最後の登り
ちょっとだけ岩場があります・・・
こちらもやはり富士山は微かに輪郭が見えるだけであった
虫が少ないのでゆっくりとTee timeを取る

OLYMPUS DIGITAL CAMERA金山峠から沢ルートを下り金山鉱泉へ
崩壊による通行止めが解除されたとは言え、道はかなり荒れていた
沢音と渓流を楽しみながら、流れを何度も横断し、やがて終着点の金山鉱泉に着く

湯ノ沢峠~黒岳~雁ヶ腹摺山~姥子山~金山峠~金山鉱泉に至るコースは、約14kmと距離が長い上にアップダウンもきついが、コース全体が変化に富んでいて、岩あり、沢あり・・・と大変楽しい山行であった。
また、金山鉱泉では姿の美しい鮎の塩焼きと山菜天ぷら、そして金粉入りの「金山」で一日を締めくくることが出来た。

コースタイム
湯ノ沢峠8:30→9:05白谷丸→9:30黒岳→赤岩ノ丸→10:20大峠(大ドウミ)→11:35雁ヶ腹摺山11:45→
(昼食)11:50~12:10→13:00姥子山13:15→14:20金山峠→15:45金山鉱泉山口館

丹沢 檜洞丸

5月31日 丹沢 檜洞丸

神の川ヒュッテより広河原経由彦右エ門谷の木積みの堰堤より檜洞丸北東尾根が派生している。登り一方の急登ですが、ブナの巨木が点在し人けのない素敵なルート。今年はシロヤシオの時期は過ぎてしまったが、ミツバツツジが満開でした。一般道ではないので一歩柵を跨いで山頂へ。下山は大笄・小笄のハシゴや鎖を危なげなくこなし犬越路より下山。和気藹々の一日でした。          

山下正

DSCN2800ブナの木立ちの中で地図を広げて現在地を確認。

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 北東尾根を詰めると山頂は近い。もう咲き終わったと思っていたミツバツツジが満開近い姿で迎えてくれた。

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 山頂から犬越峠へ向かう尾根筋。
新緑が輝いていた。