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2024年7月26日~27日 不帰瞼(猿倉→唐松岳)

昨年のジャンダルム登頂メンバーで不帰瞼へ!初日は猿倉から天狗小屋まで。前夜車中泊の寝不足のコンデションが堪える…白馬鑓温泉からは結構な急登(汗)お花畑に励まされ大出原を登り切る。翌朝は深い霧の中5時スタート…天狗の頭に着くと霧が晴れ雄大な立山連峰がお目見え!爽快!その後、天狗の大下りでヘルメットを装着、三点確保で急斜面の岩場を上り下り。核心部の1峰~2峰はホールド位置を確かめながら慎重に進み、2峰南峰に着くとメンバー全員で歓喜した。一緒に登ったメンバーに感謝!三大キレットも残すは大キレットのみ。9月に同メンバーで挑戦~!TAKU(記)

不帰瞼1峰~2峰の岩壁を登攀


不帰瞼2峰南峰登頂!


2024年1月7日 赤岩御殿(個人山行)


 今年初の登山はお正月にふさわしい感じの山名です。しかし山と高原地図上にはない・・

何とも面白そうな山を教えて下さったのは、和唐さんとOBのKさん。お二人とも既登のピークです。和唐さんが会の先輩方4名で登頂されたのは2016年9月12日。山下さんがブログ投稿されています。

和唐さんのお宅の近くで待ち合わせ、2台で下山口の笛吹の湯に向かい和唐さんの車を停めてからKさんの車で柳沢峠に行きました。雪のある峠を出発して気持ちの良い登山道を登ります。最初の柳沢ノ頭からは富士山や大菩薩嶺を見ながら歩き、次のハンゼノ頭は広く富士山や南アの山々の素晴らしい景色を望めました。風が冷たく寒いというKさんと、手袋をせずに歩いている和唐さんとの言い合いが漫才を見ているよう・・いろいろな思い出と共に長く続く山の仲間はいいですね。藤谷ノ頭までずっとレンゲツツジの大きな株があって、花の季節の山の彩を想像させられます。

この後は西に向かって境界標をたどりながら広い尾根を進みます。岩を越えてからはきつい登り!ここを頑張るといよいよ伐採されて開けた赤岩御殿の山頂です。青い空に遠く白い南アルプスが映えて嬉しい景色です。こうして山を登れる幸せを感じながら、しばし『御殿』でのランチを楽しんで下山します。途中地図上の三角点の寄沢ノ頭を過ぎると、急に白樺の群生林が現れました。何故かそこだけ一帯が白樺でした。その後一度林道にでて植林帯に入ってからは暗くなりヘッデンを点けて林道に下りました。笛吹の湯から停めてあった和唐さん車で柳沢峠へ戻って終了。楽しいお正月登山でした。お二人に感謝です。(Mishima)

赤岩御殿より南アルプスを望む 白樺の群生林
赤岩御殿より南アルプスを望む 白樺の群生林

2024年1月7日~8日 行者小屋→赤岳(撤退)

今シーズン初雪山で八ヶ岳へ!行者小屋ベースの赤岳を踏む行程。1/7は八ヶ岳山荘駐車場から行者小屋までの移動。5人パーティーでテント泊3名、小屋泊2名です。正月明けの三連休なのでテント場、小屋もガラガラでした。1/8は予報通り早朝から曇り空。7:30に小屋を出発、夜半からの降雪で雪はふかふか、樹林帯を歩くのは気持ち良いけど高度を上げるにつれ強風に…。早出したパーティーが続々と山頂を断念して下山してきました。文三郎尾根分岐に着くと風は一段と強くなり撤退を決断、引き返す事にしました。行者小屋に下山すると青空が広がり、見事な八ヶ岳ブルー!登山あるあるです。山頂を踏めなかったのは残念でしたが、十分に雪山を堪能しました~。(TAKU記)

文三郎尾根を登り赤岳を目指す! 新春の八ヶ岳行者小屋
文三郎尾根から赤岳へ 八ヶ岳ブルー@行者小屋

 

 

2023年10月14日 尾瀬ヶ原~至仏山(個人山行)


念願だった初の尾瀬。紅葉をねらって行ってきた。かの深田久弥は大正15年に狩小屋沢を詰めて至仏山を登頂、至仏の頂上で美しい尾瀬の第一印象を得たことを幸福と語っている。それは想像に難しくない。こんな山奥のしかも標高1400ⅿの高地にこのような場所があるとは…あらためて日本の自然の奥深さと美しさに感動した。(TAKU:記)


 

逆さ燧ヶ岳 草紅葉と至仏山 至仏山頂直下より尾瀬ヶ原を望む

 

2023年10月7日 巻機山ピストン

前夜発で巻機山登山口駐車場に移動。翌朝、微かな期待を寄せて起床するも霧雨が降り気温も低い。米子沢遡行は断念、巻機山ピストンとした。まだ紅葉には早いが、美しいブナ林を歩き五合目に着くと谷間を勢いよく流れる米子沢を視界に捉える。やはり、中止にして正解だと一同納得する。7合目から森林限界を越えるが周囲の眺望はゼロ、9合目をすぎると美しい草紅葉と池塘が見えて気持ちが少し和らいだ。ザックを避難小屋にデポして巻機山をピストン、雨は時折みぞれから雪に変わる天候、早々に下山し、翌日の越後駒ケ岳に備え、十字狭登山センター小屋へ移動した。(TAKU記)


霧雨の苗場山池塘
霧雨の巻機山池塘と草紅葉