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金時山から明神ケ岳を縦走しました

6月2日  夏日の稜線歩きにいささか不安も抱きつつ出発。御殿場から路線バスに乗り「乙女峠バス停」で下車して登山道に入る。30分程で乙女峠。御殿場の街並みが見え、硫黄のにおいが漂ってくる。乙女峠からは、噴火の時代を思わせる岩が登山道に現れる。かつ急登でもある。
頂上が近くなると金時神社からの登山道と合流しにわかに人が増えた。
にぎやかな山頂で念願のキノコ汁を手にする。正面に大涌谷の白い煙が見える。
ここから明神ケ岳へ。急な下りが続いた後、前方に台形状の山の連なりが見えてきた。登山道が再び登りとなり、ふりかえると金時山が遠くに見える。箱根山の外輪山の稜線を歩いているのがよくわかる。平坦な稜線歩きの区間はごくわずかだった。
明神ケ岳の頂上直下は、すぱっと切り取ったようなけわしい斜面が樹木の生育を拒んで切れ落ちている。午後になり霧が出てきて涼しい中を宮城野へ下山。温泉に立ち寄り帰路についた。

                                                                                                    青野 記 写真-小寺                              

 

小さな道標がありました
登山道はよく整備されていました

 

 

金時山山頂
富士山はこの後ろに見えるはずだったがあいにく雲の中です

 

芦ノ湖の湖面が鈍く灰色に光っている 
ずいぶん山の上の方にあり、箱根山の堰止湖なのがわかる
 後ろに金時山がみえています
鋭角な山の形に急な登りが続いたはずと納得でした
 笹の道の途中で黄色が鮮やかでした
登山道のあちこちで見かけました

                    

茅ケ岳~金ケ岳縦走

5月27日 総勢16人が2班に分かれて茅ケ岳から金ケ岳へ縦走しました。
駐車場からすぐ登山道が始まる。何かがガチャガチャとにぎやかに鳴いていて何とも騒がしい。鳴き声がずっと伴奏のように続いている中を登っていくこととなった。山がえる?ひぐらし?諸説が出た。ときおり休憩をはさみながら女岩コースを進む。
頂上に近い見晴らしの良いところに深田久弥氏の石碑があった。一同足を止め、合掌する。山を愛した人の終焉の地である。
ここから細い登山道の急登が続く。山頂は岩場で展望がよい。八ヶ岳、南アルプスが見えるが残念ながら若干かすんでいる。富士山はみえない。
金ケ岳へは、双耳峰なので下って上り、さらに下って上って到着。途中で大きな岩の割れ目をくぐる。山頂でしばし眺めを楽しんで下山開始。緑の中をどんどんくだる。明野に下り立ち、バスで広々とした畑の中を走り、温泉に立ち寄り帰路につく。
夕方には八王子着。登りがいがあり、「大人の遠足」の楽しさでした。

青野 記  写真- 元木


 
茅ヶ岳山頂 快晴です!
  急な登りが続きます
 山頂を目指しています
   金ケ岳へ行く途中
こんな岩をくぐります
  岩場にイワカガミが咲いていました

 岩場ではこんな花も見かけました
クロユリに似ています
   明野へ下ります
“.きつつき”がいました

北高尾山稜縦走

  4/21に、八王子城跡から堂所山を経て陣馬山までトレーニング登山しました。ピークの数はざっと14。チャレンジコースにいざ出発。
 管理棟の脇を抜け、うっそうとした北斜面の参道に入る。八王子神社を過ぎて富士見台へ。 城山(本丸跡)、井戸、詰城(つめのしろ)とかってここに山城のあった形跡が残る。井戸は今もポンプの取っ手を押せば冷たい水が勢いよくあふれる。
 富士見台では、富士山を望むことができた。頂上だけがふんわりと浮かんでみえる、幻想的な眺めである。
 他に人影はなく、トレランの人がときおり現れて走り去る。ピークが幾つも連なっているので登っては下り、下っては登りが延々と続く。暑さを心配したが尾根では風が心地よい。
 新緑の季節。桜は終わったけれども、桜の木の下を通過するときは、名残のうす紅の花びらが登山道を覆っている。ヤマツツジのオレンジ。足元に咲くスミレ、シャガ。キジムシロ。楽しみながらひたすら歩いて堂所山。このあたりから急に登山者が増える。
 明王峠から陣馬山へは緩やかな登りで到達。頂上は見晴らしがよく、鯉のぼりが泳いでいる。ここからは一ノ尾尾根を和田へと下山した。途中の斜面には、二リンソウが咲いていた。風に揺れる白い花の群れである。

青野 記  写真-元木

富士見台から
幻想的な「富士」

 

 

登山道いちめんに
桜の花びらが・・・

黒ドッケです。
急登を登ってきました・・・。

 

堂所山山頂に到着
ここまで5時間半・・・
ずいぶんと立派な標識ですねぇ
 
  

二リンソウが咲いていました

(コースタイム)
高尾駅7:15⇒7;25八王子城跡→管理棟前7:40→城山8:15→富士見台9:00→狐塚峠10:00→黒ドッケ10:45→11:25三本松山12:00→堂所山13:00→13:30明王峠13:50→陣馬山14:40→和田バス停15:42⇒16:00藤野駅

 

生藤山から陣馬山

3月24日(土) パワースポットの軍刀利神社を経由し、尾根に登り上げ、生藤山から陣馬山へ縦走して藤野に下るコースを歩いてきました。 高尾山が近いのに喧騒とは無縁の静かな山歩きができました。
 軍刀利神社では、山の斜面に鳥居、社務所、神社、奥の院が登るにつれて順に現れる。奥の院には樹齢 300年以上という桂の大木がそびえている。複数の幹の集合体で、この巨木にはあたりを払う威厳がある。
 山の斜面をジグザグに進んで、最初に三国山に到着。丹沢から奥多摩まで山々を一望できる。
 岩場の急登を頑張ると生藤山。ここから急な下りのあと登り返し、きょうの最高峰、茅丸。雪の残る尾根道を連行峰、山の神、醍醐丸、醍醐峠と、上ったり下ったりしながら陣馬山へと縦走していく。
 雪は柔らかく、踏むと抵抗なく足元で崩れる。落葉樹の自然林は陽光がふりそそいで明るい。めざす陣馬山がゆるやかな山容で前方右手にみえてきた。
 和田峠まで下り、陣馬山へは再びの登り。陣馬山から藤野への道は道幅も広く歩きやすい。途中で小さなすみれの花をみかける。和田では桜が咲いている。山の斜面には、茶畑の緑の畝が規則正しく並んでいる。昔ながらの家が立ち並び、川の水面が日にかがやいていた。

青野   記 (写真-相原)

                                 

 

軍刀利神社
拝殿の右手の台の上には石の剣

  奥の院の樹齢300年以上の桂
  雪の尾根道
  生藤山山頂
  和田の茶畑
 

 すみれを見つけました
(^^)

(コースタイム)
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