投稿記事(blog)

陽だまりを求めて・・・冬枯れの《棚山》へ

218日(土曜日)に山梨県笛吹市と山梨市との境界、奥秩父山地の南西部に位置する、標高1,171m「棚山」(たなやま)に、9名で陽だまりを求めて登ってきました。

「棚山は山梨百名山にも数えられていない甲州のマイナーな山です。

 今回は、露天風呂から眺める絶景が有名になり、全国各地から人が訪れるという〈ほったらかし温泉〉から入りました。 登りは《山の神コース》、下りは《重ね石コース》というルートを取りましたが、登山者の少ない静かな山でした。 地図にルートも示されていませんでしたが、道標やピンクのリボンそして危険個所にはトラロープも張られ、登山道は良く整備されておりました。

少し風があるものの快晴に恵まれ、山頂からの素晴らしい眺望を期待しながら、胸を膨らませて先を急いだのですが、頂上に着く頃には富士も鳳凰三山も北岳も甲斐駒・・・山頂付近が薄雲に覆われ・・・、少し心残りもありましたが、山頂で美味しい「きのこ汁」を腹一杯頂き、みな大満足で下山し、最後はかの有名な『ほったらかし温泉』で富士の雄大な姿を堪能して、楽しい一日が終わりました。


P2180002
「ほったらかし温泉」駐車場から見る「富士山」!
雲一つなく、素晴らしい山行の予感が・・・。
2012.02.18 8:25

P2180003
登山口付近から見る《棚山》標高1,170m
冷たい風が頬をさすものの、何処までも続く青空に絶好の“陽だまりハイク”が楽しめそうな予感が・・・!
「ほったらかし温泉」(標高680)を8:44に出発する。
P2180010
「重ね石ルートの合流点」への登り。
この日一番の急登に、自然と間隔も開く!
P2180014
「ほったらかし温泉」を出発してから約2時間、
10:33に棚山山頂(標高1,170m)に全員無事に到着!
笑顔で「はい、チーズ・・・!」
P2180017
昼食は今回の山行のもう一つの主役である「きのこ汁」の登場!
地元に居住するWさん手作りの椎茸やシメジ、まいたけ・・・それにこれまた地元産のお豆腐とうす揚げなど、具沢山の「きのこ汁」にみな舌鼓を打つ
 P2180018
冷たい風を避けながら、陽だまりでしばしの休息。
実は、きのこ汁を腹一杯頂き過ぎ、動くのも億劫なのだが・・・!
 P2180022
山頂から鳳凰三山を望む。
北岳、甲斐駒は雪雲に覆われ姿を見ることは出来なかった・・・!
 P2180024
樹間から見えた富士山も、いつの間にか山頂付近が雲で覆われてしまった。
残念な気持ちを胸いっぱいに、11:43、山頂を出発!
 P2180028
「前こぶ」標高1,104付近で!
バックに見える姿の良い山が《棚山》

 P2180029
《山梨百名山》の一つに数えられている「兜山」を望む。
指呼の距離だ・・・!
 P2180030
何とも不思議な「重ね石」!
『何方かこの石の由来を教えて下さいなぁ~・・・』
 P2180033
ようやく厳しい下りも終わり、ホッと一息。
途中、贅沢な“ティタイム”を取り、13:30に「ほったらかし温泉」に戻る。
 P2180039
「ほったらかし温泉」の露天風呂から望む「富士山」
まことに贅沢な、勿体ないような一日であった・・・・。
                    おわり!
山行データ
・全歩程:約7km  ・標高差:490m  
・行動時間:4hr45min (実行動時間3hr10min
・コースタイム
 8:25ほったらかし温泉駐車場(標高680m8:44――――9:20重ね石ルート分岐―――9:34山の神―――10:25重ね石ルート合流(標高1,125m)―――――10:33棚山(標高1,170m《昼食》11:43―――――11:51前こぶ(標高1,114)――――12:05重ね石(標高 1,004m)――――12:25山の神ルート合流――――12:44登山口《ティタイム》13:12――――13:30ほったらかし温泉15:10                                                
                以上 記 元木 義隆

コメント / トラックバック 1件

  1. 佐藤益國 より:

    ゆかいな愉快な陽だまりハイクですね。見ている私も楽しませていただきました。これぞ、山の会の投稿記事!と言えますね。お手本にしたいです。

コメントをどうぞ

  (必須)