名勝西沢渓谷の北側の山、甲武信ヶ岳から南の甲府盆地へ流れ出る笛吹川源流の東沢へ。沢に適した時季は近年降雨や台風が多くてようやく11月文化の日に沢中テント1泊で副会長と行って来ました。主要な滝は高巻きですが大岩越えの河原歩きが長くてつらいです。初心者にロープ使う箇所は最低でも両門ノ滝と木賊沢分岐のナメ滝でしょうか。日帰りの場合だと15時間はかかるので甲武信小屋に1泊するのが良いかもしれません。
washi)記
中盤に現れる両門ノ滝 右俣の左岸(画像では右側)を高巻く↑ |
長いナメ沢に入り見上げて眼をこらすと、このポンプ小屋が見えていました。 | |
登り詰めた甲武信小屋に荷物をデポして空荷で甲武信ヶ岳へ。登って来た釜ノ沢が見下ろせます。トサカ尾根を東側に回り込んで見えない遥か下流が出発地でした。 | |
尾根筋で白く見えるのは霧氷が着いた唐松林のようです。 | |
頂上のコメツガにも着氷が残っています。11時で陽当たり良いのに溶けてないのは相当冷え込んだのでしょうか。 |
帰りは徳ちゃん新道を降ります。青空にカラマツが輝いています。 | |
スゴイ急斜面でもカラ松は立っています。枝葉が少ないので台風や降雪に強いのでしょうか。 |
【行程概要】
11/3 京王片倉駅(副会長マイカー使用) 7:00⇒西沢渓谷駐車場 9:50→二俣吊橋10:20→ホラ貝11:00→釜ノ沢出合13:50→野猿ノ滝14:30→両門ノ滝15:00→薬研ノ滝15:30→広河原16:30 (テント泊)
11/4 幕営地 7:10→木賊沢分岐 9:20→ポンプ小屋10:20→甲武信小屋10:50→甲武信ヶ岳11:05→甲武信小屋(昼食)12:50→戸渡尾根、徳ちゃん新道分岐13:50→駐車場16:00
「在宅勤務」と言う、生まれて初めての経験。
もっと言えば、これほど長く家で過ごすこと自体、一度も経験したことも無い・・・!
「不要不急」の外出を控え、ただひたすら自粛の毎日に、いつの間にか気力と体力の維持が目標のような日々になってしまった。
山のことが遠い昔のことの様になり・・・、日々色濃くなる緑を見ても、気持ちの高ぶりも感じないこの頃、タイムスリップしたようなblogが現れた!
あぁ~こんなこともあったのだ・・・と。
「止まない雨はない・・・」いつかまた山に行こうと、元気を貰った。
鷲さん、有り難う。 そして皆さんも共に頑張りましょう!
washiさん、清涼感あふれる写真をいっぱいありがとうございます。
きょうのように暑くなった日にはこの投稿のおかげで、滑滝を洗うさらさらとした音が耳に蘇り、釜や瀞に地下足袋の足を浸けている感覚が想い出されます。
近づく夏にはまた、山に行けるようにと願います。また釜をすいすい泳ぎたいですね。
甲武信ヶ岳に沢から登ることもできるんですね。
そろそろシャクナゲの咲く季節が近づいています。
自粛が続くなか、コロナの心配がなかったときの山のブログをありがとうございます。
夏には状況が好転していることを願っています。
その折には初級の沢研修をよろしくお願いします。