5月17日
立野峠に無生野側から上り、矢平山、金ピラ山と秋山山稜を歩いた。
上野原から無生野行のバスは1日1便。緑の山里を走り、浜沢で下車する。橋を渡り、ちいさな分岐を左にとるとすぐ登山道となった。沢沿いをすすみ、ほどなく樹林の中の登りとなる。登り始めて50分で立野峠に着いた。ここからいよいよ稜線歩きが始まる。
登山道の両側は新緑の自然林である。初夏の気配いっぱいの若葉がきらめいている。木々の間に山ツツジがところどころオレンジ色の集落を作っている。風が通りぬける。タツナミソウを見つけ喜ぶが、そのあと、矢平山への急登となった。岩場の登りをこなして樹林に囲まれた山頂に着く。
新大地峠から先はボランティアの手で標識が作られている。秋山温泉までほほえましい手作り感満載の標識がつづく。金山峠を過ぎ、視界がひらけた。すそ野がみえ、向かいには阿夫利山が見えている。金ピラ山からはロープのある急な下り。落ち葉の急坂が続く。鹿よけの頑丈なガードを開錠して桜井集落へ向かう。手入れされた段々畑を抜けていく。バス道に出て秋山温泉に3時半に到着。ひと息ついて温泉のバスで上野原まで送ってもらった。
青野 記
矢平山山頂にて 静かな山頂 すれ違ったのはひとりだけ |
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新緑の中の鮮やかなオレンジ ヤマツツジです |
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気持ちのいい稜線歩き | |
タツナミソウを見つけました 岩場に咲いています |
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新大地峠からはこんな標識💛 木の枝をうまく利用しています |
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かわいい標識 思わずにっこりします💛💛 |
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桜井集落 下山したらこんな景色が待っていた! バス道に出るまで手作り標識の応援です |
静かな里山歩き・・・、一味違いますネ!
金山峠からデン笠~金ピラ~桜井集落への登山道はあまり人が入らないルートとは聞いていましたが、
まさに「手作り」の道ですねぇ。
秋の紅葉も良さそう・・・・! 《山の会》 元木
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高柄山の赤い祠も、標識をつけてくれたボランティアの人達の手作りです。
ミニ栂海新道ですよね。