2月4日、朝から快晴の中恒例の赤城山での雪山研修を行った。八王子を6:30に出発して赤城神社には9時過ぎに到着、装備を整えて登山口に向かう。まずは黒檜山を目指し、急登をアイゼンなしで稜線まで登る。途中、会長からピッケルの使い方の講習を受ける。稜線に出てしばらく歩き、アイゼンを装着する。この日は快晴と言うこともあり、多くの登山者が入山していた。しばらく登り山頂に到着。集合写真を撮りすぐに展望台へ。ここでも多くの登山者がお昼休憩をしていた。我々も雄大な景色を眺めながら昼食を摂った。
その後黒檜山を後にして駒ケ岳に向かう。途中の鞍部にて、雪中のテント設営訓練を実施。設営場所の選定、地ならしの仕方、ペグの打ち込み方などを習得し、更に雪洞の作り方や雪洞内での注意点などを学習した。その後駒ケ岳から大沼に下る一般道から右に分け入りて、深い雪中の急斜面をロープを使用し下降する技術の習得を行う。ビレーの仕方途中の支点の取り方、2番手の下りてが支点でグローブノットで固定することなど学ぶ。ロープを3ピッチほど使ったため、時間がかかり下山は5時を過ぎた。最後は全員バージンスノーに入りラッセルの経験までできた。盛りだくさんのとても有意義な研修であった。
矢崎 記
お天気も良く、気持ちのいい研修になりました。
下山のバリエーションルートでのロープワークは何度かひやりとしましたが、本番でひやりとしないための研修ですね。貴重な体験です。
このような研修を今後もお願いします。
当会としてはいつもの初級雪山山行ですがワンランク上を目指し実践体験します。
アイゼンピッケルの正しい使用法はもちろん稜線上でのテント設営、雪洞工作、行動にメリハリをつけるため意図的にルートを外れロープ使用による安全下降技術など皆さん気持ちよく楽しくこなしておりました。
当会では確実な正しい安全な技術を研修いたします。アイゼンピッケル使用による初めての方でも安心してご参加ください。またご入会希望方もお待ちしております。
会長より
熊谷会長、設定、指導と有難うございました、4年連続の赤城ですが、毎年変わった表情を見せてくれて楽しめました、今年は下降訓練がちょっと厳しかったようです、よい勉強になりました。
快晴の楽々雪山研修となる思っていましたが、下山でルートを外れてロープで下りる頃から
結構緊張し、またこれまで知識も技術もなかったことを習得できたのは自分としてレベルアップ
できたと感じています。 途中足を滑らせ頭から、滑落した時ピッケルで止まったのも
良い経験でした。(怪我が無くてよか~った。)
前半の快晴で気持ちの良い登り、テント設営・雪洞工作とは打って変わり、後半はコース外をロープ下降する等足がすくんでしまいましたが、ツアーなどでは体験出来ない山の会ならではの貴重な体験ができました。
来年も是非よろしくお願い致します。