2017年5月1日~4日 単独、ツェルト3泊で1m未満のショートスキーにて槍ヶ岳山荘まで登り標高差1000mの槍沢を滑って来ました。 (記 Washi)
1日 仕事の都合で八王子駅 12:31発 特急あずさ で松本、上高地へ。17時遅くなったので小梨平にツェルト泊。
2日 4:40発。短いスキーケースを手に持ち、スニーカーで横尾まで歩く。雪が出てきたので兼用ブーツに履き替える。槍沢ロッジの話では昨日は雷雨、槍では降雪だったとの事。ババ平に 10:10着。竹ペグでツェルトをしっかりと張る。陽射しが強く暑いので行動終了。トイレ小屋は雪下2m掘り出されている。今夜は20張位。
3日 4:25 スキーに滑り止めシール貼り出発。2900mでクトー(スキーアイゼン)着けて、9:35に山荘まで登り切る。風強く寒いので槍の穂先は登らず、ビーコンを身体に巻き付けスキーをザックにアイゼンストックで大喰岳へ。飛騨側の鏡平から弓折岳へ登る人が見える。雪庇あるので先の中岳との鞍部まで行き雪質安定を確かめ槍沢へスキーで飛び込む(12:05)。怖気づく斜度だが雪が腐って重く下手でも滑れた。スキーへの抵抗あって腿がパンパン何度も休みババ平に14:25着。これ以上快適な滑降は望めず終了。ロッジまで下って900円の生ビールで喉をうるおす。
4日 5:40撤収下山。9時に徳沢園でブーツからスニーカーに履き替える。下界に戻って来たなぁと感じる化粧の匂い。野獣が嫌うのもわかる。大賑わいの上高地バスターミナルで急ぎ12時のバス整理券をもらってから駆け足で戻り小梨平の湯で汗を流す。帰りの松本市街の渋滞と小仏トンネル渋滞の2時間遅れで日野バス停に20時に帰ってきました。
今年もやりましたね!5月の穂高周辺は素晴らしい!
24歳の時冬山合宿の偵察山行で横尾根から稜線に出て槍ヶ岳は
もう45年前ですがとてもよく覚えています。
鷲さん!
今年は天候が不安定のうえ、雪質も悪い状態の中の快挙!
「おめでとう・・・ございます!」
槍沢ロッジでビールを飲み干す、鷲さんの顔が目に浮かびます・・・。
by.motoki