好天に恵まれ穏やかな二日間、まだそこ彼処に美しい紅葉が残る、あまり知られていない北茨城の二つの珍名の山、「栄蔵室」と「竪破山」を楽しく歩いてきました。
夜は平潟温泉でアンコウ鍋と何よりも美味しいお酒に温泉・・・、参加者一同大満足!今年はいちょう山の会から長山様、久保様も加わり、参加者は18名となり大いに親睦を深めることが出来ました。
元木 記
栄蔵室(882m)は、福島県との境界付近に位置し、筑波山(877m)より高く、茨城県の最高峰の山で、冬には富士山が見えると言われております。 |
〈栄蔵室〉
風変わりな名前は、昔この地で栄蔵という猟師が小屋(室)を建て、住んでいたので付けられたと言われている・・・。 栄蔵さんの小屋と言う意味の山名とは、珍しいものである。
〈竪破山〉
竪破山には巨石や奇岩を信仰の対象にする風習があり、登山道沿いにも不動石、烏帽子石、畳石、甲石、船石などが点在する。その代表格が山頂近くにある太刀割(たちわり)石で、直径7mの巨石が刃物で切ったように割れて転がっている。源義家が太刀で割ったという伝説があり、将軍石の別名がついた。「たちわり」が訛って「たつわれ」になり、山名になったとか・・・。
茨城の珍しい山名の山2山、又一人では中々行けない山に登れて今年の忘年山行はいい思い出となりました。
帰りに立ち寄った袋田の滝も見ごたえがありました。
すっかり恒例の忘年山行、貸し切りバスはやはり安心感があります。
1年を振り返りながらゆったりと12月の山行を楽しむことができました。