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春の訪れが一足早い「房総の低山歩き」

   2/22~23 総勢10名で房総の低山歩きを楽しんできました。

2月22日は未だ雪の残る鋸山へ、そして23日は「新日本百名山」として俄かに脚光を浴びているという烏場山を訪ねてみました。

鋸山は2週続きで降った大雪のため、ほぼ全山にわたり雪が残り、山頂近くでは凍結している個所もありアイゼンを付けての登攀となりました。地球が丸く見える展望台できらきらと陽光に輝く海を眺めながら昼食をとり、午後からは東の肩を経由して林道口から鋸山ダムサイトまで歩きましたが、道端の畑からは雪にもめげず水仙や白梅が辺り一面に良い香りを漂わせていました。                                   夜は、民宿の心づくしの新鮮な地魚の刺身と地酒を堪能させて頂きました・・・。                              翌23日も太平洋の水平線がぼんやりと見えるような陽気の中、花嫁街道から経文石、じがい水、駒返し、見晴台と辿り烏場山山頂へ。こちらは太平洋がキラキラと輝き汗ばむほどの陽気でした。山頂で昼食にし、下山は花婿街道を旧展望台を経てはなぞの広場へ出る。帰りは保田に出て、「ばんや」で温泉と漁協自慢の天然地魚丼で腹いっぱい・・・・! 春の訪れが一足早い房総の低山歩きを心行くまで楽しんだ二日間でした。


鋸山の登山口で、今回は観月台コースから登る

 

登山口からいきなり急な階段を上る

 

観月台を過ぎたあたりからは残雪も多くなる

 

思わぬ残雪に一歩一歩慎重に足を運ぶ・・・!

  石を切り取った後の岩壁が頭上に連なる。実に壮観な眺めだ!
  重機も車もない時代に、一体どうやって切り取り、搬出したのだろうか・・・? 
  今日の目的地 鋸山(329.5m)山頂で!

木々に遮られ視界はあまりよくない
 

春霞がかかったような陽気で、富士山も伊豆半島も大島も見えません

 

陽光に輝く海が見えるのも、房総ならではの楽しみでしょうか・・・。

  館山自動車道入口で見た「頼朝桜」?
  2月23日9:30

今日は「花嫁」さんに・・・!
  どんぐりを踏みしめながら、足取りも軽く「まてばしい」の樹林帯を行く
  烏場山山頂(267m)へ

これほど多くの山々が眺望できるのだ・・・・!
  とても小さく、可愛らしい花嫁さんがいた・・・!
  はなぞの広場に咲く紅梅と寒椿

  房総の山々を称して、「超低山」と呼ぶそうだが、実際に歩いてみるとアップダウンはあるし、倒木などでルートが分り難くなっている樹林帯の道もある。そういう意味で結構楽しめる山だと思う。また、樹木の切れ目から光り輝く海が見えるのも新鮮で魅力的だ・・・! 改めて房総の「低山歩き」の魅力を再発見できたように思う。                                      y.motoki

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